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村上春樹のスピーチ


にわか村上春樹ファンは、

インターネットで彼の情報を収集中



何年か前に話題になっていたエルサレム賞受賞のスピーチと

村上春樹エルサレム受賞スピーチ

これは知らなかった、カタルーニャ国際賞受賞のスピーチの

村上春樹カタルーニャ国際賞スピーチ全文

書き起こしを見つけました



村上さんはとても大切なメッセージを世界に発信していたんですね

カタルーニャ賞のスピーチは、

この間の選挙の前に読みたかった

投票に行かない友人知人たちに読んでもらいたかった



現在、日本で生きる上で心に留めて置かなくてはならないことが

書いてある



新聞で、原発再稼働賛成派の人が

「原発が無いと街の活気が無くなる」

「街の経済に為には絶対必要だ」

と言っているのを読む度に

本当にそうなのか?

どうして、原発無しイコール経済危機

という図式が当然とされているのか疑問に思っていました


そういう「便宜」が一般化されていく責任は自分たちにもある




カーッと熱くなった極端に走る政治的メッセージが溢れていますが、

そういうのはどうも肝心な部分が抜けている気がする



村上春樹の、冷静な知性

自分は関係ない、と思っている一般市民も

被害者であり、そして加害者でもあるという視点

今一度考え直すべき視点であると思います
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by 96770 | 2014-12-22 12:54 | 書店

カポーティのイノセントな記憶に触れる『誕生日の子どもたち』


今まで村上春樹さんのこと、

なんとなく鼻持ちならなくて


ベートーベンの交響曲は誰々の指揮でしか聞けない、とか

小説の登場人物たちに語らせるところ、


村上さん翻訳のグレートギャッツビーを読もうと思ったら

全く『春樹節』が強すぎて村上さんの小説になってしまっているところなど


反感を覚えていたのですが、

一冊の本を読んで全く評価を改めることになりました




『誕生日の子どもたち』 著/トルーマン・カポーティ 訳/村上春樹


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繊細で、でも決して繊細さの押しつけじゃなく

子どもの心情が言葉になって届く

スックや僕の顔、感謝祭の家の様子、台所の風景が

色鮮やかに目の前に現れる


とくに『感謝祭の客』と『クリスマスの思い出』は、


子どもの頃には持っていたけれど

大人になると構っていられなくなってしまうような

大切にしておきたい心の揺れ動きが

一番美しい形で結晶化している短編です



雰囲気の異なる『無頭の鷹』も構成が面白い

冒頭に説明を省いて現在を写してから、

過去に時間軸を戻して読者に状況を把握させていく手法は

映画を見ているようです



村上さんの筆の力、言葉の力にも感動しました

お家に他の方が訳した短編集もあったのですが、

数ページ読んで閉じました

美しいイメージが壊れてしまう


良い翻訳、良い言葉や文章には

手で触れているような温度や質感、

目で見ているような鮮やかさ、

1人友だちを亡くすような悲しさがあって

自分が経験したことのように記憶に残ります

翻訳でこんなに変わるものなんですね




『誕生日の子どもたち』

クリスマスにぜひ読んでもらいたい、素敵な一冊です

読んでよかった
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by 96770 | 2014-12-22 12:27 | 書店

歩いて食べる台湾 プロローグ



かれこれ数年恋い焦がれていた彼の地へ、行って来ました!


12月1日〜5日

高雄→台南→台北を巡る5日間の旅



高雄の空港に着いた瞬間から辺りに漂う

バクテーを彷彿させるアジアンスパイシーな香り


街を歩くと3軒に1軒は飲食店


24時間営業のドリンクショップは

『恋する惑星』に出て来るファーストフード店Midnight Expressに似てキッチュでお洒落


想像以上の食の島、台湾

5日間では食べ足りない

また大好きな場所が出来ました



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台湾旅行記のはじまり!
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by 96770 | 2014-12-17 17:23 | travel