<   2014年 03月 ( 11 )   > この月の画像一覧

重度のフロスト症候群


この1週間なにをしていたかというと

そう、ずっとフロストシリーズを読んでいました



勢い余ってシリーズ3作目『夜のフロスト』から読み始めてしまったので

まずは1作目『クリスマスのフロスト』を読み上げ、


d0249678_22514856.jpg



ようやく2作目『フロスト日和』を読了


d0249678_22512923.jpg




3作目ではフロストのプライベートな部分があまり見られず、

それ故ややミステリアスな魅力のある汚いおっさんをイメージしていました

あまり心境を吐露しないので

唯一、本音を語る一節がすごく効果的で魅力的だった


ところが1作目を読むと、これまでの事情がよく分かる

手のうちを明かされて、ミステリアスさは無くなりました

1、2作と読み進めると

フロストの迷惑な部分もよくよく目につくようになる

でも、やっぱり肝心要の部分で暖かみがあってどうにも好きな主人公です




さて、フロストシリーズも残すところあと2作

残念ながら作者はもう亡くなられているので

フロスト警部と過ごす時間も残すところあと僅か



表紙をめくると読み終わるまで止まれない恐怖感と戦いつつ

果敢にも『フロスト気質』に手を伸ばすことにしましょう




楽しい本があるって、幸せだなあ
[PR]
by 96770 | 2014-03-27 23:03 | 書店

ぶらり半日京都


バイトで京都取材

お昼過ぎには河原町で解散

やった!

早速阪急電車で二駅、大宮へ


ここに来たかったの

『ヤオイソフルーツパーラー』

前は果物店の2階だったけど

パーラー部門は4軒隣りに移動

田舎のファミレス風のお店になっていました

時刻は13時過ぎ

赤ちゃん連れのママ友、孫を連れたおじいちゃん、一人で一心に頬張るおばあちゃん

なかなかの繁盛っぷりです


メニューを見て逡巡すること10分

今日は

フルーツサンドと本日のジュース・いちごのセット¥788

に決定!


d0249678_1539381.jpg



ああ〜美味しいなあ〜

やっぱりフルーツサンドが大好物

サンドに関しては、千疋屋よりもフクナガフルーツパーラーよりも

断然ヤオイソ

生クリームが絶妙の甘さ


旬のいちごづくしセット(いちごジュース、いちごミニパフェ、いちごサンド)

とどちらにするか、真剣に迷いましたが

サンドの場合はいちご単色よりも

いろんな果物が渾然一体となって奏でるハーモニーが幸せ

一口ごとに色とりどりの果物のが異なる味を演出するので飽きません


他にも秋のいちじくサンドや栗サンド

溢れるフルーツが大盛りのパフェ

果物のカットが大きいスペシャルバージョンのフルーツサンド

リッチになったら食べたいマンゴー入りのロイヤルフルーツサンド

メニューを眺めるだけでわくわくする

ご近所に欲しい一軒です

次の旬が楽しみ



さて、ゆっくりとお腹を満たしたら

天気の良い日はバスに乗り込む

眺めの良い街

ウトウトしていると川を越えて銀閣寺の方へ

寺には行きません

ここに来たらコレ


d0249678_15505062.jpg



パインジュース小30円っていうのも気になるけど

ようやく外でアイスを食べられる季節になったので

春の喜びを感じつつ、いちごアイス ¥120



ここから10分ほど歩くと今日のメインスポット

ガケ書房

壁から飛び出た車で有名な本屋さんです


d0249678_15543097.jpg



はじめてお邪魔


d0249678_1554596.jpg




意外に若いセレクトでした

「私ちょっと違うわよジャパンアングラインディーズ少年少女系本棚」

というかんじ


さらっとだけ見たら白川通を戻り、バス道沿いの

竹岡書店と善行堂へ


竹岡書店は自動ドアに手動です!と手書きの紙が貼っているのが良い感じ

中に入るには勇気がいる


善行堂はきちっとした並び

ちょっとお洒落系



この界隈は本屋が多いみたいで、

萩書房さんHPの古本マップを見ると歩きやすかったです




再びバスに乗り、今度は河原町の方面へ


六曜社地下店に下り

カウンター席につき

マイルドブレンドとドーナツで一息




京都はやっぱりええかんじでした
[PR]
by 96770 | 2014-03-27 16:20 | 日記

映画「LIFE!」



主人公はLIFE誌のネガ管理係

空想癖で地味で冴えない男、ウォルター


ある日、雑誌の休刊が決定

ところが大切な最後の表紙用写真のネガが見つからない


これこそLIFEの神髄だと言う写真家渾身の1枚

"25番"のネガは一体どこに…








「LIFE!」


d0249678_14475497.jpg



「この映画の主人公はあなたです」

なんて思わせぶりなキャッチフレーズが巧い

早速仲良しの先輩を誘って観に行きました



すっごくタイプの映画ではなかったけれど、

青と緑の大自然映像がダイナミックで

そこに大音量の壮大な音楽が重なって

綺麗なPVのよう

観るならお家のテレビより映画館で観た方が迫力が楽しめて良い映画


特にDavid BowieのSpace Oddityが象徴的

この曲が好きで、かつ日常の半分は空想の世界の方で生活しているタイプの人は

思わず自分の映画と感じるかも!

素敵な曲なので、観に行く前に歌詞は要確認



ベン・スティラーということで、

もっと笑いに走った映画かと思っていたけど

メッセージの分かりやすいストレートな爽やか系映画でした

ストーリーに無理矢理なところがあったり、

その山登るには準備不足じゃない?とか

心配な点は多々ありましたが、

彼の人生に対する善意が感じられたので

まあ良いかな!

でもまた『ズーランダー』的笑いの映画を撮って欲しいなあ




レディースディの夜の部だったので

話題の映画だし、シネコンだから混んでるかな〜と心配して行きましたが、

ガラガラでした

寂しい


2月末には大好きだった梅田ガーデンシネマも閉館してしまった

個性のあるところ程潰れてしまうのは悲しい


1000円で一時、ここではないどこかに行ける

また映画館でも映画を観ようと思いました




LIFEの神髄である"25番"のネガを探しまわる

というのは青い鳥的

でも何かを探しまわるその道中こそが人生




世界をみよう!という

LIFE誌のスローガンがとても良かったです
[PR]
by 96770 | 2014-03-27 15:23 | シネマテーク

愛すべき犬映画『アーティスト』



舞台の始まりは1927年のハリウッド

サイレントからトーキーへ、

変わる時代と二人の役者の恋の物語



『アーティスト』


d0249678_23571749.jpg



とにかく犬が可愛い!!

喋る犬とか芸達者な犬ってよくいるけれど、

本当に演技をしてる巧い犬は初めて観た!

パルムドッグ賞も納得の名犬アギー


d0249678_235852.jpg



特別新しい発見のある映画ではなかったけれど

良くも悪くも意地の悪さがなくて

あらすじ通りに進んで行く

落ちついて観ることの出来る善き映画でした
[PR]
by 96770 | 2014-03-23 00:11 | シネマテーク

アプリコットのクラフティ



オーボンヴュータンの河田勝彦シェフのレシピ本

『簡素なお菓子』


d0249678_2252150.jpg



表紙を開くと冒頭のメッセージ

「おいしく焼くという哲学を持って焼いて欲しい」の一文

身が引き締まる思いです


哲学のあるエッセイを書かれる方で、レシピも然り


材料が1g刻みで書かれているところ、

材料のフルーツの産地まで指定しているところなんかが良いですね



チェリーのクラフティを焼いてみようと

スーパーに出かけましたが、アメリカンチェリー季節にはまだ早いよう


アプリコットのクラフティには冷凍のものを使う方が

食感が良くなるそうなので、探してみましたが見つからない


仕方が無いので今回は缶詰のアプリコットで挑戦


材料選びからして既に河田さんに怒られそうですが、

とにかくおいしく焼くことを意識して作りました


d0249678_2314012.jpg



美味しい

が、感動はないかな



"温かめの溶かしバターを加える"というところで

アツアツの溶かしバターを入れてしまったためか、

ダマが出来てしまったことと

やはり缶詰のアプリコットなので食感がクラフティに負けてしまうあたりが

敗因でしょうか



しかし、なんでもやってみると自分でも作れてしまうというのが面白い

まだまだ修行は続きます
[PR]
by 96770 | 2014-03-19 23:09 | 食堂

刑事モノにハマる


日勤夜勤なんでもござれ

下品なジョークを心の糧に、

フロスト警部は我が道をゆく


『夜のフロスト』 著R・D・ウィングフィールド


d0249678_13234565.jpg



ここ4、5日の生活の中心はフロスト

フロストを読むために電車に乗り、

フロストを読むために家に帰り、

フロストを読むためにお風呂に入る

フロストを読む合間に日常生活を送る。ハートを鷲掴み小説です。


フロスト警部が魅力的

小説の主人公的な超人ではなくて、

勘が鋭く冴える時もあれば、見事にハズレる時もある

現実の人間っぽさがあって読む方もハラハラと楽しめる



主となる3つの事件が交互に進み飽きさせない

残りページが少なくなり、

フロスト達にもようやくツキが回ってきたのか?と思いきや

「のちに、何もかもがおかしな方向に進んで壊滅的な結果が生じてしまったとき、

フロストはこの一時の幸せな勘違いを、懐かしく思い返すことになる。」

という一文。

これにはやられた

この一文がダレがちな長編事件モノのシメを一気に盛り立てて

最後まで読み切ってしまいました


面白かったなあ〜!


フロストの部下になれるのなら刑事になりたい!

ずーっと下ネタばっかり

絶対に今は言ってはいけないシリアスで残忍な殺人事件の時にも

被害者を下卑たジョークのネタにできるって本当にセンスが良いと思う

そういう大したことではない末節の部分で

上司から白い目で見られるフロストですが、

本当に人間の芯が見える大事な局面では優しい。

根の人間味の良さがある

でもそういう本質的な部分は社会からは評価されないのが世の常。


現場百回の上に成り立つ直感

でも普段の生活態度が怠慢で無礼で下品だから同僚には気づかれない。


主人公はフロストですが、場面ごとに物語を語る登場人物が代わり、

それぞれの人物の悪態をつく心の声を読めるのが面白い。

フロスト警部の評価の低さや自分本位の人間の意識、

ありがちな人間関係をよく表現している。

その面でも楽しめました



ちょっと分厚いし、

表紙もそそらなかったけれど読み始めると止まれない


図書館で借りて読んだのですが、

誰の悪意か途中から鼻くそまみれ

気持ち悪さ満点

普通なら読むのをやめるところですが、止まれない

鼻くそを掻き分け掻き分け読んでしまうほど面白い本です



公共の本を汚すのは本当にやめてほしい

汚された本って結構あるけど、この本は尋常じゃないぐらいに鼻くそでした
[PR]
by 96770 | 2014-03-13 13:38 | 書店

真夜中のシロップ漬けドーナツ


友人宅でオールナイトお菓子作り大会

大量のアボカドアイスクリームをプラスチックボール一杯に作り、

不思議なフラン・ナチュールを焼き上げ、

最後に以前から気になっていた

ハラルフードショップに売っている素でこれを作ることにした


d0249678_21204599.jpg



懐かしい感じ

インドでは鉄道の車内食にデザートとして出て来るぐらいポピュラー

彼の地では、歯にキーンと染みるぐらい甘いお菓子が多い



さて、まず箱から出て来たのが白い粉


d0249678_21265346.jpg



これに水を50〜60ml入れてこねる

でも牛乳にするとよりテイスティーになるそうなので牛乳にする


混ざったら、ひび割れが出来ないように20個に丸める

案外小さいが、のちのち膨らむので大丈夫

この間に鍋に水320mlを入れ、砂糖を300g投入し

5分程火にかけてシロップを作る


さて、油が low で middle な温度(?)に温まったら

20個のジャムーンを入れる


d0249678_2132764.jpg



しっかりゴールデンブラウンに色づくまで揚げる


d0249678_21325514.jpg



素揚げだとミルク風味のサーターアンダギー風


揚がったら先ほどのシロップへダイブ!


d0249678_21334210.jpg



しっかり中心までむぎゅっとシロップを吸い込んだら完成です


d0249678_21342438.jpg



シロップを吸い込んでパンパンになったグラブジャムーン

うん、美味しいな

噛むとシロップがじわ〜と沁みる

歯がキーンとなるほどは甘くなかったのは

ここが日本だからだろうか



本当はシロップにサフランとカルダモンを入れておくと

よりリッチな味になったみたいです



アボガドアイスクリームと合わせて食べると

もうどこの国の食べ物なのか節操がなくなって

また一味違った美味しさになりました
[PR]
by 96770 | 2014-03-12 21:44 | 食堂

野性の香り


前はよく会っていたのに最近はめっきり見かけなくなっていた

しばらく見かけていないことにすら気づかないぐらいに


小学校の時は、頻繁に校庭に落とし物をしていた

夜中に道で鉢合わせて驚いたこともあった

春になると家族総出で川にやってきてひなたぼっこする

そんな微笑ましい姿も見せていた


どこに行ったのかと思っていたら、

昨日橋の下でばったり

やあ!


d0249678_20405414.jpg



目線もいただきました
[PR]
by 96770 | 2014-03-12 20:44 | 日記

渋い映画『チャオ・パンタン』


ガソリンスタンド夜勤勤めの中年ランベール

若き麻薬の売人ベンスサン

そしてローラ


ランベールとベンスサンの友情

愛と復讐のフレンチ・ノワール

『チャオ・パンタン』


d0249678_20141833.jpg



淡々として派手さは無いが、渋みのある良い映画でした


主人公のランベールは、

あえて辛辣に言うならばチビデブハゲ

ところがかっこいいんだなーこれが


他の登場人物は皆情緒が安定していない

怒るわ、怒鳴るわ、物は投げるわ

そんな中ランベールだけは決して苛立たず、落ちついている

色仕掛けにも全く乗らないハードコアさ

でも、友人のピンチには全力で手を差し伸べ

復讐は徹底的に

しかし怒りを表に出すことはない


若くてピチピチのローラがランベールのことを好きになるのがよく分かる

金髪ギャルがおっさんを好きになるなんて、

男性の都合の良い妄想っぽくて

そういう映画はあんまり好きじゃないのですが、

チャオ・パンタンに関してはそんなこと全くなかった

かっこいいよランベール



ラストは悲しく切ない中に儚い美しさがある爽快な終わり方

画面も綺麗

あの瞬間、パッと銃を取って立ち上がれる

そんな女性でありたいものです





ところで主役のランベールを演じるコリューシュさんは

フランスで絶大な人気を誇ったコメディアン

普段はこんな顔で驚いた


d0249678_20232914.jpg



シリアスな演技は本作が初だったらしいが、

結果は大成功

セザール賞主演男優賞を受賞した



さらに、フランスで始まり今では隣国にも広がる活動となっている、

『Restos du coeur (心のレストラン)』

という慈善事業の創始者でもありました


貧しい人々にも温かいご飯を!

という想いや、大量消費社会を批判し、

市場価格を維持するために過剰食品を破棄するならば、空腹な人々に分け与えるべきだ

という考えの下、コリューシュさんが初めた心のレストランは

彼の死後も続く活動となり

29年目を迎える現在ではホームレスの人々だけでなく

貧困家庭に育つ子どもたちや女性の支援も行なっているそうです



コリューシュさんは元々、社会を風刺する芸風で人気だったそう

ですがそれを芸で風刺しただけでは終わらせず、

社会を良くするために実際に活動した人だったのです
[PR]
by 96770 | 2014-03-05 20:50 | シネマテーク

これがキールか!再挑戦


前回作ったキールはどうも失敗作だったみたい

今回はちゃんと牛乳を600cc用意して再挑戦

すると全く別もの、大変美味しくできました

前に作った時はミルク粥ができたけど、

今回はミルクライスプリンに仕上がりました



レシピ  2人分

ごはん  100g
牛乳   600cc
砂糖   小さじ3
グリーンカルダモン   3粒

トッピング
 カシューナッツ  適量
 ピスタチオ    適量
 レーズン     適量

①鍋に牛乳を入れ中火にかけ、沸騰したら弱火にする

②1の鍋にグリーンカルダモン、ごはんを入れ、弱火のまま12〜15分煮る

 焦げやすいのでかきまわしながら火にかける

③つぎに砂糖を加え、1〜2分まぜあわせるようにしてから火からおろす

④冷蔵庫でよく冷やしてから食べる

 食べるときにお好みでトッピングの材料を散らす



牛乳600ccにごはん100gを入れると思ったよりシャバシャバ

そのままひたすら木べらで混ぜ続けること10分

ちょっとだけトロミが出てくる


ここから加熱するごとにだんだんと粘りとトロミが増してくる様子が面白くて

12〜15分煮るところ、30分煮てしまいました

シャバシャバの牛乳が一転、跳ね返るようなぷるんっぷるんっになります

冷えると弱冠固くなるので、煮るのは20〜25分くらいで良かったかも


冷蔵庫で冷やし、器に盛りつけて、

プルーンのワイン煮とピスタッチオを散らして完成


d0249678_141469.jpg



そのまま食べると初めは小洒落た西洋菓子風の味

しかし後から口に広がるカルダモンの香りで、

一気にインドのオリエンタルな喧噪が立ちのぼる

ちょっとトルコで食べたライスプリンにも似た風味と食感


これはなかなかツウ好みなイケる口でした


こう見えて食後の満腹感はおにぎり級
[PR]
by 96770 | 2014-03-04 14:07 | 食堂