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政治欄も読んでみようか


秘密保護法がきっかけで政治に興味を持つようになりました


新聞は好き

でも読むのはもっぱらコラムや文化面、書籍紹介、映画紹介


ところが最近の安倍さんの様子が大変不安

一面や政治面にも目を通すようになりました




お家では日経新聞を読み、

バイト先で神戸新聞も読むようになり、

新聞2社読みが楽しい




南スーダンに日本が異例の武器輸送をしたこと

日経新聞ではあまり大きな記事でなかったので気づかなかったが、

神戸新聞で大きく取り扱っていたので知りました


合わせて愛国心を含む道徳教育の記事、

憲法の解釈を変えようとする記事を読み

ますます不安になる


決められた道徳を教えられるって怖い

道徳は時代や場所に流されるものだと思う

それよりも哲学を教えて欲しい

自分で物を考える力の足しになるような。

でもみんなが自分の頭で物を考えるようになってしまったら

国としては困ったものなんだろうけど





さらに神戸新聞世論調査を見る

安倍さんの支持率があまり落ちていない

支持理由の1番が経済政策に期待がもてること

反対理由の1番は経済政策に期待がもてないこと

反対も賛成も経済面が1番人を動かすということに驚いた




先日クーリエジャポンの記事で、

貧すれば鈍することが科学的に証明されたと載っていた

曰く、経済的に困窮している人にIQテストを受けてもらい、

次にどれだけ困窮していてどれほど貧困状態にあって大変か、

ということをしっかり思い出させてからテストを受けてもらうと、

IQが平均13程下がったという



脳の認識のキャパシティの一端が、"貧しい"という意識によって

覆われてしまうことで

建設的に思考する力や仕事の能力などが低下してしまうそうです



経済って敬遠しがちだったけど、

思いの外、人を私を動かしているものだったんだなあ

知らぬ間に私も影響を受けていたんだろう




人間についてもっと理解したしたり、人と関わることを発信していくためには

もっと政治と経済について知る必要があるなと思いました

新聞も2社読むと、出来事の取り扱い方が違っていて面白い


日本、どこに向かっているんだろう
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by 96770 | 2013-12-29 20:26 | 日記

パルプ・フィクション


ジョン・トラボルタにユマ・サーマン、ブルース・ウィルスを

ギャングにボスの美人妻、そして八百長ボクサーに仕上げて詰め込んだ

愛すべきくだらない話


『パルプ・フィクション』 監督クエンティン・タランティーノ


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タイトルが良かった


これでもし気取ったタイトルを付けて

お洒落気取りだったら本当にトンデモ映画だっただろう


でも

初めっからパルプフィクション=くだらない話です

と断っておいてからの、このドタバタ

なかなか楽しめました


タランティーノの音楽の趣味が良い


サタデーナイトフィーバーと比べると

随分脂ののったジョン・トラボルタが踊るツイストが

今作のハイライト
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by 96770 | 2013-12-24 22:52 | シネマテーク

『汚れた血』

世紀末のパリと疾走する愛の物語


『汚れた血』 監督レオス・カラックス


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意味が分からなくて、全く面白くない制作者自己満足系映画もあれば

意味が分からないのに、なぜか終わってからもずっと気になって仕方ない映画がある

本作は圧倒的後者




序盤はよく分からなくて、置いて行かれた気分

ところがクラシックな曲調から突然

デビッド・ボウイがモダン・ラブを歌い出し、

ドニ・ラヴァン演じる主役のアレックスが走り出した瞬間

一気に心臓を掴まれました

かっこいいとか凄いとか綺麗とか言った価値を判断する言葉を伴わない、

純然たる衝撃


もうこのシーンだけで映画一本好きになり、

そこからラストまでは駆け抜けるように引きずり込まれました



よく分からない

それなのに終わってからずっと余韻が続く


映画一本観た、というよりは

ひとつの出来事を体験した


それぐらいの気分の高まりと疲れが残ります





これ見よがしにお洒落な手法で撮って来るのに

本当に美しいから敵わない


赤、白、青、そして深い紺色に近い夜の暗さ


画面が2時間ずっと美しいです





意味が分からないと思っていたけれど、

確かに何かが残った

それは映画でしか表現できないもの


簡単に言葉に還元出来ない時間を感じさせてこそ

第七芸術・映画なのかも知れない









あ〜夜のパリをドニ・ラヴァンと一緒に走りたい!
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by 96770 | 2013-12-17 21:19 | シネマテーク

フランスの倫理観にギョッ『海辺のポーリーヌ』


15歳の女の子ポーリーヌと、いとこの姉マリオンの

バカンスと恋の話


『海辺のポーリーヌ』 監督エリック・ロメール


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いや〜驚いた

フランスの恋愛における倫理観には度肝を抜かれる

日本とは常識が全く違う

凝り固まった考えがほぐされて面白い





すごく良いなと感じたのは、

男も女も平等に色恋に奔放なところ


日本じゃあこうはいかない

どうも日本は男性の浮気に鷹揚なのに、

女性の浮気には異常なほど厳しい風潮がある



その点、この映画のマリオンなんて素敵ですね

疑問を感じる点も多々ありますが、

じめじめしてなく、堂々としているから

観ていて楽しい




この映画の面白さは、会話


恋しちゃってる自分について、よくもまぁこんなに様々なバリエーションで語れるなあ

と感心してしまう


恋愛観も様々

愛の話となるとよく喋る


それを語る言葉の表現がいろいろで、

一見稚拙な言葉の中に、鋭い洞察力を感じる一言があったり、

言葉をこねくり回して何を言っているか分からなかったり

一様でないのが面白い




日本の会話は、一人が喋ったらみんなで同意し、

そこから派生する意見を述べていって

全員でひとつの方向に造り上げて行くものが多い

それに対してこの映画にあるのは

それぞれが主張して反論し合うことでお互いの考えを深めて行くタイプの会話


同意し合うことを前提として喋っていないから、

個人個人の味が出てきて軽くない

ついつい聞き入ってしまいます


フランスでは日常からこういう会話のやり取りをしているのでしょうか

そう考えるととても羨ましい



日仏の価値観の違いを観れて勉強になりました


日本の恋愛映画にありがちな、

やたらと耐え忍びたがる人がいないのと、

湿気がないのも大変心地良くおすすめです
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by 96770 | 2013-12-16 17:45 | シネマテーク

『谷崎潤一郎犯罪小説集』



谷崎潤一郎の書く、犯罪小説4編を集めた小説集


『谷崎潤一郎犯罪小説集』  谷崎潤一郎


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これは非常に面白かった


今まで、やらしいおじさんと思って谷崎潤一郎に対し及び腰でしたが、

大間違いでした



こういう小説を書くって本当に粋


何が粋って知的で、しかも遊びがあるところ



高度な技術を持ちつつも、肩すかし的なオチで落とす

"力の抜きどころ"を心得ている



悪酔い一切なしの匠の味に酔わせていただきました



美味しいものを食べると思わず「美味しい!」と言ってしまうように、

この4つの短編を読むごとに「面白い!」と唸ってしまう



谷崎潤一郎、巧い

物語の世界を味わうような中・長編小説とは違い、

読むという行為そのものを楽しめる、そんな短編小説集でした





江戸川乱歩に似てるなあ、と思いながら読んでいると、

あとがきの解説に、

まず谷崎がポーに影響を受け、

さらにポーに憧れていた若かりしころの乱歩が

谷崎から絶大な影響を受けたそうです


渡部直己さんの解説を合わせて読むと、

「読者との戯れ」という観点から本書の理解が深まりオススメです
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by 96770 | 2013-12-14 20:22 | 書店

『ポケットに外国語を』 黒田龍之助



スラブ語言語学者黒田龍之助さんの『外国語の水曜日』が大変面白かったので、

『外国語をはじめる前に』も読んでみて、

ついでにこれも読んで見た



黒田さんの言語エッセイ集

『ポケットに外国語を』


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面白い



面白いのですが、ページを進めるごとに

だんだんと読むのが億劫になってくる


『外国語の水曜日』が、

言語やそれを学ぶ生徒たちへの愛情を感じる本だったのに対し、

この本は言葉の楽しい話よりも

問題提起や非難が多い



英語学習や言語学習の通説を斜めに読み解く、その視線は面白いのですが

それをどう表現するかは難しい



読み進んで行くうちに

何かイヤなことでもあったのかな?

とちょっと心配になるエッセイでした



何かを褒めるときよりも、何かを批判するときの方が

センスを問われる



趣味良く批判したり非難するのは難しい
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by 96770 | 2013-12-14 17:17 | 書店

古代アステカのチョコレートが食べたい


NYで買って来た、

メキシコ古代アステカ文明時代の作り方で

作っているあのTAZAチョコレートを食べて以来、

ざくざくしたメキシカンチョコレートが食べたくて仕方が無い



でもこの辺りじゃTAZAは手に入らないので、

近所のお店にイタリアはシチリア島モディカ村の

モディカチョコレートを買いに行く



このモディカ村も

大航海時代にメキシコから伝わった、

古代アステカの方法でチョコを作っていることで有名


世界不思議発見でも特集されていましたね




さて、今回入手したのは

1880年から続くモディカ村でも一番の老舗

アンティカ・ドルチェリア・ボナイユートの

バニラ味のチョコレート

材料はカカオ、砂糖、スパイスのみ


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メキシカンチョコレート独特のシャリシャリ感と歯触りは、

懐かしいあの美味しさです


でもTAZAと比べると、やや粒が細かく風味はシンプル

食感は美味しいが旨味が少ない



記憶の味だからか、TAZAのチリ味の方が,

粒が荒くてザクザクした食感がより印象的

かつ味は刺激的で後味の風味がより豊かで美味しかったな




ポルコバッチョさん、

そのうちTAZAチョコレートも仕入れてくれると嬉しいなあ
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by 96770 | 2013-12-09 22:18 | 食堂

『細雪』を映画で観る



時は昭和13年

大阪・船場の名家、薪岡家の四姉妹を描く

谷崎潤一郎の代表作『細雪』


監督 市川崑


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日本の名作映画を観ようと意気込んで、

『秋刀魚の味』を観てノックアウト

日本の名画は難しいな、と思って牽制してきましたが、

先日この『細雪』を観て、思いを改めました


独特の可笑しさが漂う映画です

面白い




ただただ四姉妹のちょっとした小競り合いやら日々の生活を

写しているだけなのですが、なぜか見入ってしまいます




昭和の名家の価値観は大変興味深いです


結婚については家柄や世間体が何よりも大事であることが、

まだまだ疑いの余地のない、当然の道理である時代


人生、生き方、幸せの定義が全く違い、

共感する部分が無い


にも関わらず今観ても色あせること無く、

むしろ最近の邦画よりよほど楽しめるということは、

やはり谷崎潤一郎は何かしら人間の本質的な部分を

見ていたのだろうと感じました


女優さんたちは美人というよりは、味のある立ち振る舞いで

それぞれしっかり描かれており魅力的

特に吉永小百合演じる三女の雪子ちゃんの喋り方が

良い塩梅で、すっかり真似したくなります




そろそろ日本の名文学にも手をつけていかねばな、と思いました
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by 96770 | 2013-12-05 14:56 | シネマテーク

アボガドの柑橘ハチミツのっけ



アボガドを半分に切って種を取る

柑橘系のすっぱいのを用意する(今日は柚香)

ハチミツも待機させる


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準備完了



後は真ん中に柚香をしぼってハチミツをかけたら

スプーンで削って食べるだけ


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美味しい!
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by 96770 | 2013-12-02 19:11 | 食堂