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人間の存在について『ハンナ・アーレント』と考える



先月のプレミアムクロワッサンに載っていた、

上野千鶴子さんの『ハンナ・アーレント』映画評が

とても良かったので観に行って来ました



20世紀最大の哲学者のひとりと言われている、

ユダヤ人女性哲学者ハンナ・アーレントが

ナチスの高官アイヒマンの裁判を傍聴し

ニューヨーカー誌に書いた記事が巻き起こす事件を描く


人間の存在と思考の力を問う実話


『ハンナ・アーレント』


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まず驚いたのは、アイヒマン裁判を傍聴し、

証言台に立つユダヤ人たちが語る悲痛な過去の話に対して、すぐに、

みなアイヒマンと直接関係の無いことばかり証言している

と指摘する点です




アイヒマンの裁判なのに、アイヒマン個人について裁くのではなく、

アイヒマン=ナチス、悪の象徴 として裁こうとしている。

この視点を持って状況を見ることで、見えてくるものが変わる




彼女は決して自分の立場、世間体、他者の意見、偏見、常識に囚われない



自身も抑留されたユダヤ人の身であり、ユダヤ人の立場も理解でき、

アイヒマンのことを憎み、その死刑は全うなものだと考える上で、

さらに同族であるユダヤ人の非も指摘することができ、

アイヒマンの罪に対して哲学的に解釈し、

普遍的な悪の構造を見抜くことが出来る



真に客観的な立場から考えを深めることができる




ユダヤ人を批判している!ナチスめ!と罵られようとも

旧友たちに去られようとも

自分が正しいと思う考えを述べる



ユダヤの友人に、ユダヤ人を裏切るのか?と聞かれ、

私はひとつの民族を愛したことはない

私はただ自分の友人を愛する

信じている唯一の愛は個人への愛

と答える強さ




彼女の独立した思考に真の知を感じました




2時間ほどの映画なので、

アーレントさんの全てを知ることはできませんが、

彼女に興味を持つきっかけになるとても素晴らしい映画です








ただ凶悪な人間が凶悪な事件を起こすのではなく、

思考停止した凡庸な人間たちが想像絶する悪を生むことがある



考えることを放棄したとき、私もあなたも悪に加担してしまう
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by 96770 | 2013-11-28 23:05 | シネマテーク

語学学習中の方必読『外国語の水曜日』


最近フランス語を習い始めました


習い始めて2ヶ月

英語を勉強するのとは、また違った方向に

世界が広がって行くのをかんじます


英語は中学生の頃から一番嫌いな教科でした

大学に入って一人で海外旅行するようになって

ようやく"英語で話すこと"の楽しさを覚えましたが、

英語が使えるようになったら

もっと色んな人と色んな話が出来て

楽しいだろうなあ、と思う程度でした

英語自体が楽しいと思うようには、なかなかならない



ところが、初めて自分の意思で

フランス語と言う新しい言語を学ぶことにしてみると、

毎週の授業が待ち遠しい

フランス語を勉強してるっていうだけで面白い



次第に言語そのものに興味も抱いてきて、

読んでみたのがこの本、

スラヴ語学者の黒田さんのエッセイ

『外国語の水曜日』 著 黒田龍之助

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理系大学のロシア語講座で教えていたときの生徒さんのお話や、

言語学習のための言語学の話、

言語学的観点からの書評と映画評、

どれも大変興味深く、しかも文章はウィットに富んでいる




ひとつの技術として言葉を身につけた先にある楽しさや、

広がる世界を紹介する本は多々ありますが、

この本は、未知の言語を学ぶってこと自体が

こんなにも面白い体験だ!ってことを教えてくれる




黒田さんは、

ちょっとまとまった時間があるから

アジアの言葉を勉強してみよう!とか、

たまたま手に取った古い外国語のテキストのデザインが

可愛いからその言葉を勉強してみたりする


今まで言葉の実用的な面しか注目したことがありませんでしたが、

この本を読んで、著者にとっては

新しい言語を学ぶっていうのが、

スポーツや読書と同じようなひとつの趣味として

楽しめるものなんだというのが、とても新鮮でした




フランス語初学者として、特にためになったのは

第一章 水曜日の外国語研究室

この章では著者の研究室に集まる色々なタイプの学生と、

彼らの語学との関わり方を紹介している


勉強を始めると、効率的な学習法を提案する様々なHOW TO本に

目を通してしまうのですが、そこでは

「必ず手を動かして覚えるべし」とか

「とにかく単語をたくさん覚えること」とか

「無理をしてはダメ。力を抜いて聞き流すだけで自然に身につけよう」とか

もっともそうな理屈を並べて提案してくる


でも本書では、

どの学習法がよいというのではない

それぞれが自分の気質にあった学習法をみつければいい

という、当たり前だが見失い易いことを

印象的なエピソードで忘れないように語ってくれる



大事なのは、ことばを楽しむこと



外国語で楽しむことだけでなく、

外国語を楽しむ感覚を教えてもらえる本です



かなりオススメ
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by 96770 | 2013-11-26 14:51 | 書店

this must be the place



映画『 this must be the place 』劇中の

歌詞の訳が良かったです







Home is where i want to be
Pick me up and turn me round

家に帰りたいよ
迎えに来て帰らせて

I feel numb - burn with a weak heart

マヒする感覚
生まれつき弱い心臓

i guess i must be having fun

きっと僕は楽しんでる

The less we say about it the better

多くは語らない方がいい

Make it up as we go along

一緒にいれば何とかなる

Feet on the ground
Head in the sky

地に足を付けて
頭は空へ向けて

It's ok i know nothing's wrong . . nothing

大丈夫 何も間違ってない

Hi yo i got plenty of time

僕にはたっぷりと時間がある

Hi yo you got light in your eyes

輝く光を瞳に宿した君

And you're standing here beside me

そんな君がそばにいてくれる

I love the passing of time

過ぎゆく時がいとおしい

Never for money
Always for love

金のためでなく
いつも愛のために

Cover up and say goodnight . . . say goodnight

布団にくるまっておやすみを言おう



Home - is where i want to be
But i guess i'm already there

家は僕のいたい場所
もう着いたようだ

I come home - -she lifted up her wings

僕が帰ると彼女は翼を広げた

Guess that this must be the place

きっとここがその場所なんだ

I can't tell one from another
Did i find you, or you find me?

一体どっちが見つけたの?
僕が君を?それとも君が僕を?

There was a time before we were born
If someone asks, this where i'll be . . . where i'll be

もし生まれる前に誰かに聞かれたら
"ここへ行くよ"と答えよう
"ここが行き先"と

Hi yo we drift in and out

人はさまよい
行ったり来たり

Hi yo sing into my mouth

僕が歌う言葉を与えて

Out of all tose kinds of people

いろんな人がいるけれど

You got a face with a view

君の顔はいい眺め

I'm just an animal looking for a home

僕は家を探してさまよう動物

Share the same space for a minute or two

少し一緒にいさせて

And you love me till my heart stops
Love me till i'm dead

君は僕を愛してくれるだろう
僕が死ぬまで

Eyes that light up, eyes look through you

光り輝く瞳
君を見つめる目

Cover up the blank spots
Hit me on the head ah ooh

空白を覆い隠して
僕の頭を叩いて






映画の字幕より拝借しました
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by 96770 | 2013-11-26 13:38 | ギャラリー

『テッド』


友だちのいない少年ジョンは8歳のクリスマスの夜、

大好きなテディベアのテッドと喋れたら良いのに…と願う


少年の願いは見事神に届き、

ジョンとテッドは生涯の友となることを誓い合う


27年経ち、今でも仲良しの2人は毎日一緒に過ごしているのだが、

ジョンの彼女ロリーは、うだつの上がらないテッドとジョンの生活に嫌気がさし、

ジョンにテッドと離れて大人になるよう迫る



『テッド』

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テッドのキャラクター勝ち

このルックスで下品なこと言えば

何を言っても面白い!


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ただコメディの翻訳は難しい

気を利かして"くまもん"とか"ガチャピン"とか

"星一徹"って訳してくれているってのは分かるけど、

それが目に付き過ぎて残念でした



少なくとも本編を観る前に

ぜひ『フラッシュゴードン』は観ておきたい

なんとなくどんな映画か知っていたので楽しめましたが、

観ておいたらテッドもさらに楽しめること請け合い



他にもアメリカの映画やドラマや歌手、

人種差別、生活常識などを知っていると

もっと小ネタを拾って楽しめたでしょう



ただし何にも知らなくても、

テッドが喋るだけで可愛いのでご安心を







ひとつ解せなかったのは

なんでそんなに大人にならないといけないのかってこと


ロリーの言う大人になるっていうのは、

約束は守り、仕事にはきちんと行く責任感を持ち、

恋人との将来についてもしっかり考え、

クマとばっかり遊ばない人



でもそんな大人はいっぱいいる

下品なクマが親友なのはジョンだけ

大人になんかなってしまったら勿体無い



そもそもロリーといるよりテッドといるジョンの方が楽しそう

大体テッドが面白いのであって、

ジョンは特に面白い人じゃない


このままテッドと心中する覚悟を決めて、

一生大麻と映画漬けの日々を送る

それぐらい肝の据わった大人になれていたら

ジョンも一皮むけた面白い人になれていたかも




なかなか面白かったです
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by 96770 | 2013-11-25 16:49 | シネマテーク

免許を取るなら五島!『島へ免許を取りに行く』


作家で写真家の星野博美さんが

五島列島の自動車学校に免許を取りに行く話



『島へ免許を取りに行く』  星野博美



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免許は欲しい

あった方が便利なのもよく分かる

でもどうしても取る気になりませんでした


運転免許に20万円ってどうよ

アメリカじゃあ数万円で取れるって言うし、

インドじゃ数千円で取れる

それなのに20万円は高いでしょ



しかも周りにはご両親にお金を出してもらって

免許取ってる若者がごろごろいて

そんな子に、「えー免許持ってないのー!

絶対早く取った方が良いって!

身分証明書にもなるし!」

なんて言われると増々取りたくなくなる



20万円あったら私は旅行に行くよ!

と思っていたら、星野博美さんもはじめに同じようなことを書いていて、

一気に親近感が湧いて読み切りました



読み終えた今はもう免許を取る気しかしません

免許を取るならごとう自動車学校しかない





免許を取ることにするまでの経緯と、島での生活が面白い

ごとう自動車学校は「馬とのふれあいによって、

優しさを大切にする安全運転者になって頂きたいと願い」、

全国で唯一の乗馬体験が出来る自動車学校になったそうです

そんな学校紹介と、長崎の五島列島という場所に惹かれ

作者は免許合宿に向かいます



普通なら合宿行って、勉強と運転して、免許取って

それで終わり、となるところですが

そこは作家

ところどころで鋭い観察眼が光る



人のことをよく観ているだけでなく、

ちょっとした出来事に対する自分の気持ちの変化をよく観察して

理解し、それを的確な言葉で文章にする力に感心しました

気持ちの浮き沈みが激しいのですが、

常に自分の気持ちに飲まれていない部分を併せ持っている

だから感情の多い文章でも抵抗感なく楽しく読めます




馬がいる自動車学校なんて素敵

早速HPを見てみたら、週末にブロッコリー収穫のアルバイトをして

教習代金の足しにしつつ免許を取るコースもあるってぴったり!


どうもこの本を読む限り、

免許取得は歳を重ねるごとに大変になりそうなので、

脳みそがピチピチのうちに取りに行こう

ごとう自動車学校に行こう!
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by 96770 | 2013-11-22 14:54 | 書店

ローリー・アンダーソンとルー・リード


先月ルー・リードが亡くなりました


土曜日のピーター・バラカンのラジオで

ルー・リード特集をやっていた


その時、ルーの奥さんで前衛ミュージシャンである

ローリー・アンダーソンのインタビューが

非常に良かったと紹介されていたのが気になっていました


その時は、英語版しかないので英語で読める方はどうぞ

と紹介されていて、確か"インタビュー"と言っていた気がしていたのですが、

探してみるとローリングストーン誌にローリーさんが

寄稿した文章の日本語訳を発見


ロッキング・オンの音楽情報サイトRO69 より

“ルー・リードとの出会い、結婚、そして死を妻のローリー・アンダーソンが語る”

こちら


結婚の話がとても素敵

こんなにシンプルな行動力は、

本当にそこに愛が存在しなければ発揮され得ないものだと思う




そして死

ルー・リードの死を見つめる

ローリー・アンダーソンの目



読み終わったとき、

死の話なのに

目の前を森の中で吹くような、爽やかな風がすっと通り抜けた気がしました



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11月14日にリンカーンセンターの広場で行なわれた追悼式では、

スピーチやライブパフォーマンスは一切行なわず、

3時間ずっと、家族が選曲したルー・リードの音楽を流したそうです





本当に素敵な人だったんだな
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by 96770 | 2013-11-21 16:27 | ギャラリー

大人になるためのロードムービー『きっとここが帰る場所』

かつて一世を風靡した人気ロック歌手シャイアンは

訳あって音楽活動をやめ、今では隠遁生活を送っている

そんな彼の元へある日、アメリカに住む父が危篤との連絡が届く

シャイアンは30年間決別していた父の元へ向かう


『きっとここが帰る場所』

 監督 パオロ・ソレンティーノ
 音楽 デビッド・バーン、ウィル・オールダム
 主演 ショーン・ペン


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細かい出来事や映画の中でのちょっとした約束事なんかを

ひとつずつ回収してくれる親切な映画が好みの私には

ちょっと難しい映画でした



この映画最大の謎は"トニーの不在"

映画の中ではその名前しか出て来ないトニー

トニーは誰なのか

どうして家を出て行ってしまったのか

トニーとは何かを象徴する存在なのか

お時間ある方はぜひ、謎解きに挑戦してみて下さい




シャイアンは借りた車をちゃんと返したのだろうか、とか

いちいち本筋とは関係のないところが気になってしまい、

映画の2時間が長く感じました



もう少し鷹揚に映画の醸し出す色合いや温度を

楽しめる人向けの映画と言えそうです



ただ期待していたデビッド・バーン監修の音楽はやっぱり良い

久しぶりにサントラが欲しい映画

テーマソングであり映画原題でもある

Talking Headsの“This must be the place”を

デビッド・バーン本人が本人役で歌うコンサートシーンだけでも観たかいがありました


映像の構図が良い意味で映画らしくなく、画面の色彩もポップで

洒落ていて"クリエイティブです!" というかんじなので

長い長いPVとして観ればお得かも



ショーン・ペン演じるシャイアンの笑い方も良い味出してます






シャイアンは旅を通して大人になり、帰る場所が見つかった

デビッド・バーンにも帰る場所は見つかったのでしょうか


先日古本屋で古い雑誌を立ち読みしていたら、彼のインタビューが載っていた

他にジョニー・デップが彼女のケイト・モスについて

語っているインタビューが載っていたから1994〜1998年辺りの記事かな

ということはデビッドはもうソロ活動している時か。


デビッド・バーンと言えばステージでの、

神経症的奇怪な動きが浮世離れしていて魅力的


ところがインタビューで今後の活動について聞かれた彼は、


これからはもっと自分に素直に正直に

自分らしくやっていきたい


と答えていた

度肝を抜かれるとともに、不思議な気分になりました


ああ、デビッド・バーンでも

そんな常人が抱えるような悩みを抱えていたのか


もっと自分らしく生きたいと思いながら

サイコキラーを歌い、首を鶏のように動かしていたのだろうか

でも、常人と超人のあわいを揺れ動くぎりぎりの精神が

詩の根源であり、独特の魅力でもあるのでしょう


デビット・バーンにも、彼が歌うような

自分らしくいて、愛のある

帰る家が見つかっていますように





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by 96770 | 2013-11-19 11:26 | シネマテーク

『星の旅人たち』はおじいさんが元気


『星の旅人たち』

60過ぎの眼科医トムは、旅先で息子が事故で亡くなったと知らせを受ける

場所はサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼の道

遺体を引き取りにアメリカからフランスへ向かうトム


遺品と遺灰を受けとり帰国するはずだったトムだが、

息子が果たすことの出来なかった巡礼の道を遺灰を背負い歩き始める


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とにかくマーティン・シーン演じる主役のトムが元気

60歳オーバーの役で、本人も当時70前

巡礼の道を歩き始める前に、巡礼経験者の警察官から

君には無理だ!60越えてなんの準備も無しに歩くなんて!

と言われるのですが、なんのその

脇目も振らず800キロの道のりをタッタカタッタカ歩いて行く


ピレネー山脈も気づかぬうちに越え、

川に落ちても服を絞って一晩寝たら、また元気にタッタカ

野宿も平気

若者を抜かしてどんどん歩く

それでも途中一度も、疲れただのしんどいだの脚が痛いだの言うシーン無し


巡礼の道は、宿が村ごとにしかないから

野宿を避けるには必ず1日に1村分、20キロほど歩くと聞いた

1日20キロを40日間

移動距離や時間の長さ、積もる疲労、肉体の変化も

巡礼の大きな要素だと思うのですが、

彼の巡礼からはそれらが一切感じられない




巡礼を通した主人公の心の変化に主眼をおいた作品だとは思うのですが、

時間、地理、肉体面の変化が感じられないと説得力が無い



さらに道中なり行きで4人で歩くことになるのですが、

それぞれの人物描写が薄い

特に"いろいろ抱えてます"担当の主人公とヘビースモーカーの女性の

抱えて来た事情や心境が踏込んで描かれていないので、

最後に清々しくなられても、変化に説得力が無い



どうもピンと来ない映画でした



観賞後、特典映像を見る

まずは主演マーティン・シーンのインタビュー


これを見て納得


この映画を作るきっかけになったのが、

孫でアシスタントのテイラーと2人で出かけた巡礼旅

ところがこの時は3週間しか時間が取れなかったため、

レンタカーで巡礼したのでした



だから疲労感とか時間の経過や景色の変化が感じられない作品だったのか

と合点いきました



巡礼映画は歩いて巡礼してから作って欲しかったなあ



でもこのインタビューは結構面白くて、

映画128分見るよりも、この数分のインタビューを見る方が

マーティン・シーンが巡礼で感じたことや

この映画で伝えたかったことがよく分かります




いつか行きたい巡礼

サンティアゴ巡礼の映画なら『サンジャックへの道』の方が私は好き

こちらの方が登場人物の人間性に踏込んでいるし、景色が印象的です
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by 96770 | 2013-11-14 12:20 | シネマテーク

グラタンドフィノアを作ってみる


お料理はすごい

と思ったので目下料理修行中


なるべく簡単で美味しくてすぐに覚えれるもの



昨日はグラタンドフィノアを教えてもらいました




まずじゃがいも4個洗って皮を剥く

3mmぐらいの厚さに輪切りにして水にさらす

鍋にお湯を湧かしたら、輪切りのじゃがいもを投入

軽く湯通ししたらザルに上げる

今回はじゃがいもにスモークニシンの皮を細切りにしたものを和える


グラタン皿を用意し、ニンニクをお皿にすりつける

そこへニシンの皮和えじゃがいもをざらっと盛る


胡椒、ナツメグ、鶏ガラスープのもとをパラパラっとかける


全体に生クリームを回しかける


仕上げにカマンベールチーズをちぎって載せて、

後はこんがり焼けたら完成!



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まあ簡単!

あっと言う間に料理上手気分


ニシンのスモークのお陰でちょっと粋な風味になります

ブルーチーズを入れても美味しい




ついでにニンジンケーキも焼いておいて、

デザートなんかも用意出来るとポイント高いかも



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by 96770 | 2013-11-14 00:06 | 食堂

息子が女の子になると言い出したら『ぼくのバラ色の人生』


7歳の少年リュドヴィックの夢はいつか女の子になって

隣のお家に住む男の子ジェロームと結婚すること


そんな息子を両親は理解しようとするが、周囲の反応は冷たく

やがて家族や学校、ご近所を巻き込んだ騒動になってゆく



『ぼくのバラ色の人生』  監督アラン・ベルリネール



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大変だなあ

フランスは性別に寛容なイメージがあったけど、

実際自分の息子やご近所さんのこととなるとこんなものかも知れない



いろんな人がいるから、

あんまり決めつけたり無闇に否定したりしないでいたい



ゲイの人はみんな多かれ少なかれ拒絶されたり

否定されて大人になってきたのだろうか


でもゲイだけじゃなく、

それぞれの人みんなに多かれ少なかれ

いろんなことがあるんだろうな


そう思うと世の中みんな女装して生きてるみたいなものなのかも知れない



それぐらいの想像力は持って、

物ごとを大きく見れるようにしていたいです




それから、親と子の関わりって

子どもにとってすごく重い意味がある

常に理解してあげるっていうのは

兄弟姉妹親家族でも難しいんだろうなあ

リュド君に良いおばあちゃんがいてくれて良かった
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by 96770 | 2013-11-12 16:22 | シネマテーク