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またまたサワディシンチャオ



友だちとゆっくりお喋りを楽しみながら、

美味しくてエスニックで懐にも優しい夜ご飯を食べたくなったら

心斎橋と本町の間

サワディシンチャオ

に向かう




友人はグリーンカレーを注文し私はガパオご飯

チキンか豚肉を選べるのでチキンをチョイス

おかずにナスの炒め物を付けてもらう

チキンは注文してからミンチにするそうで、ちょっとお時間がかかるとのこと



ペラペラお喋りしている間に登場!


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相変わらず充実のお味でお腹いっぱい

鶏肉もガパオも美味しいのはもちろん、

サイドの漬け物的お野菜が変化球になっているので飽きのこないワンプレートです



今日は食後にベトナムコーヒーも注文


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ゆっくりしていってくださいね、

のお言葉に甘えて甘いコーヒー片手にのんびり過ごしました



お友だちも気に入ってくれて良かった良かった

毎回盛りだくさんのメニューを見て、挑戦してみたいものがたくさんあるのに

ついついグリーンカレーかガパオご飯を選んでしまう

マッサマンカレーも食べたいし、ここのフォーも食べてみたい

さらに美味しくなったと噂のグリーンカレーを味見させてもらうのも忘れてたから

また食べに行こう!
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by 96770 | 2013-10-31 20:26 | 食堂

世界一美しい本を作る男、ゲルハルト・シュタイデル

「世界一美しい本を作る」と称されるドイツの小さな出版社シュタイデル


本の企画、デザイン、印刷、製本まで全てを同社で手がける


クライアントは、シャネルのカール・ラガーフェルド

アメリカを代表する写真家ロバート・フランク

『ブリキの太鼓』の著者ギュンター・グラス

マーティン・パーにロバート・アダムスと、そうそうたる顔ぶれ


一筋縄ではいかない芸術家たちから絶対的な信頼を寄せられる

ゲルハルト・シュタイデルの仕事を追う



『世界一美しい本を作る男 シュタイデルとの旅 』


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妥協のない絶対的な美意識と価値基準を持ち、

瞬時に一切の迷いなく判断し、

その価値基準は本作りにおいても経営においても全くブレることがない


それが世界一美しい本を作る秘訣であり、

世界の一流のクライアントから信頼を得る秘訣であり、

理想を追い求めてかつ経済的にも成り立つ秘訣であり、

シュタイデルさんが常人と一線を画している点である思いました





写真の並べ方、サイズ、色調、構成、写真集のタイトル、字体、

紙質、インクの種類、製本方法、印刷部数

無限の組み合わせがある中で、

全てについて1ミリの迷いなく瞬時に判断するその素早さにまず驚いた


さらに全ての選択について明確に、なぜこの方が良いのか、

知識と感覚と論理を用いて根拠を説明することができる


いかにクライアントに"シュタイデルに任せたら最高の仕上がりになる"

と思わせるか、そこが本作りのプロの真骨頂であるな、と思いました


しかしただの理想主義者ではない

最高の品質でコストも最高にかかる案だけでなく、

コストを考慮した代案A.B.Cも提案できる

どの案に対しても客観的にメリット・デメリットを明示し、

クライアントが決めるべきところはクライアントに任せ、自分は一切口を出さない

だからシュタイデル氏はただの芸術家ではなくプロの仕事人でもある





彼の一貫した態度は本作りだけでなく、

その仕事の方法にも現れている


予定をころころ変更するクライアントには

こちらがそちらの予定に合わせる都合は無い、とはっきり断る


なるべく早く作って欲しいと依頼してくる新しいクライアントには、

次の予約が取れるのは2013年か2014年になる。それで無理なら結構だ

と明示する(ちなみに撮影は2009年から2010年)


仕事の依頼は2年3年先まで埋まっているが、

量より質を重視するためにこれ以上印刷機を増やす気は無いと言うその姿勢


どれだけ忙しくとも仕事は必ずクライアントと直接会って進める


より多く儲けることや効率、楽さ速さを求めていない

これは本当に美意識が無いとできないことだと思う



ちょっと質を落とせば、かなりのお金が返ってくる場合、

少しのマイナスで大きなプラスなら足し算するとプラスになる気になってしまう

しかしそこで一番大切な部分を失ってしまうことになる

小さな選択によって気づかぬ内に魂を削ってしまうこと

多々あると思う



しかしシュタイデル氏の行動、判断、選択は全て一貫して

"美しい本を作ること"

を基準に行なわれている

利益にも人間関係にも一般常識にも流されない自分の基準を持って判断する

そういう生き方にこそ芸術を感じました




芸術性と経済性は両立できない、どちらかで妥協が必要だ

というのが社会の通念ですが

最高の理想を追求し、かつ商業的にも成り立つ素晴らしい例がここにありました



仕事をする全ての人、必見の一本です
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by 96770 | 2013-10-31 01:32 | シネマテーク

ミックマック


ひょんなことから銃弾が頭に打ち込まれて取れなくなってしまったバジルは

パリの地下に住む不思議な仲間たちと共に、

頭に打ち込まれた銃弾を作っている会社と

かつて自分の父親を殺した地雷を作っている会社へ復讐することにする


『ミックマック』   監督 ジャン・ピエール・ジュネ
 


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良い映画でした



復讐の仕方が粋

簡単な方法や儲かる方法、復讐には色んな方法があるだろうに、

こんなファンタジックで手間のかかる方法を編み出すっていうのがオシャレ



個人的な恨みもあり、兵器会社に対する憤りもある

でも大義を振りかざす訳じゃない

効率が良い訳でもなく、お金になる訳でもない

ただただ自分たちが面白がって、楽しめる方法で行く

凝った罠を仕掛けるセンスが良い




バジルも地下に住む仲間たちもみんなちょっとづつ頭のネジがどこかおかしくて

そのお陰でひょうひょうとしていて陽気

色々な能力を持っているのに社会生活には生かせれていない

その代わり、勝手に生きていける世界を築いていてとっても楽しそう



ここに住みたい!そんな映画でした
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by 96770 | 2013-10-28 00:33 | シネマテーク

『鍵のかかった部屋』 ポール・オースター


ある日一通の手紙が届き、

長年親交を断っていた幼なじみが失踪したことを知らされる



『鍵のかかった部屋』  著 ポール・オースター


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始めは手に取り易いちょっとしたミステリー小説風に

ストーリーはトントンとよどみなく進んで行く



ところが段々と、主人公が失踪した友人ファンショーを追うごとに

読んでるこちらが暗く湿気た曇り空の街を彷徨っている気分になってくる



主人公がファンショーを追うように、

私も主人公の跡を必至に追っていたのですが、

いつの間にかすっかり撒かれてしまって

気がついたら小説の世界はぴたりと終わって

後からぼんやりした気分になりました




少しでも主人公と共鳴するような経験を持っていれば

この曇り空の街がどこなのか分かるのだろう



でも私には主人公にとってのファンショーのような存在、

彼がいなければ自分が誰かもわからないだろうと思える程

自己形成に影響を与えた人物がまだいないので

だんだんと置いて行かれてしまう



主人公の気持ちとリンクする何かキーのようなものを持っていれば、

と思いました



小説の世界に入るための鍵を私はまだ持っていなかったみたいで、

読み終わった後、今までどこに行っていたのか分からない

ぼんやりした気分になりました
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by 96770 | 2013-10-26 22:40 | 書店

『英国一家、日本を食べる』  マイケル・ブース



英国人フードジャーナリストが家族を引き連れて

流しそうめんから超高級料亭まで

3ヶ月間日本中を食べ歩く


『英国一家、日本を食べる』  著 マイケル・ブース


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日本と日本人に対する明らかな誤解や思い込みを

英国風辛口ブラックユーモアと捉えるか

アジア蔑視と捉えるかで好みが分かれそう



知的なブラックジョークってかんじじゃないのでちょくちょく鼻につくけれど、

でも心底日本を見下している訳ではなく、

ただただ無知の成せる技というかんじ

日本もまだまだ未開の地なんだなあと、しみじみしました





ちょっとした食べ物に対する反応と、

未知の食べ物(でも我々にはごくごく普通の食べ物)を

筆者に取っての身近な料理に例えて、果敢に説明していく様は興味深い



お好み焼きは今まで日本風ピザとか日本風オムレツと聞いていたけれど、

どちらかと言うとパンケーキとブリトーの合わさったようなものだ、とか



スチール製の四角い桶の中に茶色の液体がなみなみと入っていて、

その中には得体の知れない食べ物が浮かんでいる

って、何!?と思ったら、ただのおでんの説明



味噌はピーナツのようで美味しいけど、下水管の匂いが気になって好きになれないとか

あの匂いこそ鼻孔をくすぐる旨味の元なのに、歯がゆい



たこ焼きはぶつ切りの蛸が入ったドーナツ、とか







オーストラリア人留学生の子と好きな食べ物について話していたとき、

" NAMASENN " と言ったらもちろん通じず、

生センマイの英単語も内蔵の英単語も知らなかったから、

お腹を指さして

" inside stomach , looks like old towel!! "  

って言ったら全然通じなかったことを思い出しました



食べ物を言葉で伝えるって難しい


そう思うとお好み焼きがパンケーキとブリトーのハーフって言うのも

たこ焼きがたこ入りドーナツになるのも

意外と巧い表現かもしれない
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by 96770 | 2013-10-22 19:30 | 書店

再びの上海



遅れること30分

上海浦東空港に到着

ホテルへ向かうため、地下鉄2号線のキップを買おうと券売機に並ぶ

と、足下に青いゴミ




50元札だ!!!!!




キョロキョロ見回して、誰も気づかない間にさっと拾ってお財布に滑り込ます

これで今夜はちょっと良いもの食べれそう


では、キップを買おうと、川沙駅ボタンを押す

お金を入れる前に、本当にこの駅だったか、ちょっと確認していると、

後ろから兄ちゃんに中国語で何か言われ、

すっと手が伸びて来たかと思うと、

おもむろに "2枚" ってボタンを押し、自分の分のキップ代4元を入れ、

私が握っていた5元札をパッと取って券売機に入れ、代わりに1元硬貨を握らせて、

さっさと自分の分のキップを取って改札へ入って行きました


びっくりしたなあ!

どんなに急いでても、並んでる後ろから2枚ボタン押して、

そんなキップの買い方したことはなかったな

中国の人のバイタリティはすごい




無事に地下鉄に乗って川沙駅に着いたのが夜9時過ぎ

地上に上がると街はもう暗い

バイクに乗ったおっちゃんがわんさか待機していて、

声をあげて何か言っている

バイクタクシー?



もくもくと歩くこと10分

今日の宿、Greentree Inn Shanghai Pudong Airport Chuansha Express Hotel に到着

カウンターでチェックイン

カードで払います

と思ったら、お姉さん困った感じ

どうもこのカードは使えないみたいと言われてしまう

お姉さんは英語が喋れないし、私は中国語が喋れないのでよく分からない


もう1人お姉さんを呼んで来てくれるが、このお姉さんも英語が喋れない


3人ともなんで使えないのか分からず困った困った


しばらく待っていると英語が出来るボス的おっちゃんが現れて、

もう1度カードを試してくれるが、やっぱり使えない


中国のカードしか使えないらしい


現金で払えないの?と聞かれ、お財布をひっくり返してみる


拾った50元札1枚、20元札4枚、1元札3枚  合わせて133元

ホテル代は161元



やっぱり足りない


おっちゃんがどこかに電話をかけ、私がホテルを予約したサイトを確認し、

中国語で何やら言い合っている

そのうちにお姉さんが鍵を用意してくれて、

結局おっちゃんから130元でオーケーが出る



まけてくれたのか

よく分からないけど、これでOKと言われお部屋に入れました

拾った50元がこんなところで効いてくるとはラッキー

あ!

と思って、お財布を確認する




助かった

明日、空港に帰るための地下鉄代が4元

残りのお金が1元札3枚に1元硬貨1枚でちょうどの4元


神のご加護をかんじました



しかし夜ご飯が食べれなくなってしまった

この辺りにはATMも見当たらないし、カードで払えそうなご飯屋さんもない

でも幸い、飛行機は明日の朝9時半

早めに空港に行けば何か食べれるだろう


と思ってNYで買っていた板チョコを3枚食べ、

白湯を沸かして飲みながら、荷物を整理する



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ドミトリーでは荷物を広げて整理出来なかったので、すがすがしい!



廊下に風俗のチラシが散らばり、部屋のドアの下からも差し込まれているのが怖いけど、

それが気にならなければ良いホテル


久々にアメニティが付いている個室に泊まれて嬉しい

タオルも歯磨きもシャンプーもリンスも石けんも給湯器もドライヤーもスリッパも

靴磨きもTVも付いている


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荷物をしまい、床に就く

でも飛行機の時間が気になって、時差ぼけもあるのか浅い眠りをうつらうつら


ハッと時間が気になって iPhone をみると、

iOS7.0 にアップデートしますか?

と聞かれて思わずアップデートを押してしまう


しまった

アップデートがなかなか進まない

目覚ましが鳴るのか不安になって眠れない


部屋に時計はない

モーニングコールは断られる


アラーム鳴らず寝過ごすのが怖いので、もうこのまま朝まで起きておこう



TVをつけると、ちょうど料理人が魚のさばき方を教えてくれている

なんともお魚な旅になったなと、感慨深い




結局アップデートを待っている間に朝の6時になって、

荷物を担いでホテルを後にしました





通りに出ると、まだ6時半なのにもう朝食のお店が開いている

ちらほらと、何かを頬張る人々

その場で揚げてくれる大きなチュロスみたいなもの

湯気が上がるセイロ

ネギ焼きのような粉もの

肉まんの皮のようなパン

屋台のトラック


美味しそうな漢字が並び、お腹に響く

食欲そそる漢字の誘惑を振り切って、メトロに乗る



20分と少しで空港



さあ、もう思い残すこともありません

いざ、飛行機に乗り込んで

今日は日本に帰りましょう




最後は中国東方航空にしては珍しく気の利いた機内食の写真で終わり



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NYに"自分"が居てて、良かったなあ!

今回もいろんな人のお陰で大変に良い旅になりました





さて、もう次の旅の準備が始まっています


乞うご期待!
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by 96770 | 2013-10-21 23:16 | travel

NYよ、呼んでくれてありがとう



トイレに行きたくて目が覚める

NY最終日

今日のお昼過ぎの便でまずは上海へ飛びます



マチ子さんが朝食を作ってくれている間に

お土産を買うため近所のスーパーへ行く

お土産を買うっていうのが1番苦手な作業

Kスケくんに相談しつつ、それっぽいものを見繕って満足する





お家に帰って朝御飯

白ご飯、お味噌汁、卵焼き、きゅうりのお漬け物

しめ鯖とカワハギ、トマトときゅうり、青野菜

テレビからピタゴラスイッチ



外国でいただくお味噌汁は日本でいただく2倍滋味深く感じる

故郷と私を繋ぐのは、やっぱり味覚

味噌、出汁、醤油の誘惑には抗えない




ご飯を食べて、荷物を背負う


おにぎりと卵焼きを包んでもらい、マチ子さんとハグしたら

なるべく爽やかにお家を出る

私あんまり色々喋ると泣いちゃいそう



感謝

言葉にすると軽いなあ

でも本当に、ありがとうございました

学ぶがことたくさんあって、気づくこともたくさんありました




空が青くて良い天気

Kスケくんにメトロの駅まで送ってもらい、

ありがとう!またね!

またすぐ日本で会えますように!



心底尊敬できる従兄弟の兄さんできて、嬉しい

いやー私も頑張ろう




真剣に何かを楽しむと、どこに行っても楽しめて

何より自分が楽しい上に、人の役にも立てると思う





次はもうちょっと面白くて、かつ遣える人間になって、

マチ子さんちにまた帰って来たいです

日本に戻ったら釣りもしてみよう

自分で釣った魚を食べてみたい



ではまたどこかの水辺で!






さて飛行機に乗り込んだら、いざ上海

今日も中国東方航空の機内では、赤ちゃんがよく泣いている







本日遣ったお金 (1ドル  約100円)

おみやげ諸々  26ドルぐらい
Air Train  6ドル
空港でオレンジ  2個で3ドル
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by 96770 | 2013-10-17 18:04 | travel

今夜が山田 NY最終夜



本当は明日チェックアウトの予定でしたが

マチ子さんの「荷物背負って泊まりに来て良いよ」

のお言葉に甘えることにして、

宿は本日12時過ぎにチェックアウトすることにする


今日がNYラストナイトです


12時まで時間があるのでユニオンスクエアのホールフーズへ

チョコレートを買いに行く




とくに美味しかったチョコレートの紹介


madecasse というメーカーの板チョコ  小2.69ドル


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3枚買って、お家に帰るまでに全部食べてしまいました

カカオ80パーセントは、しっかり濃い

でも高カカオチョコレートにありがちな後味の嫌味や酸味、

口に残るもったり感が無い

後惹く美味しさだけが香ばしく残るので1枚10秒ぐらいで瞬殺、止まらない


sea salt & nibs は塩とカカオニブ入り

カカオニブだけで食べるぐらいカカオニブ好きなのでこれが一番

ペッパー系の味のも遠慮なくペッパー味なのが高評価


基本的にダークチョコレートの味が美味しいので何味でも美味しい




このメーカーはカカオの栽培だけでなく製造まで全てマダガスカル現地で

行なうことで社会貢献しているらしい

最近チョコレートを食べると社会勉強になる




しかしもっと美味しいチョコレートがある

今一番食べたい、私チョコレート史上TOP3に入ったのがこれ


TAZA チョコレート    2枚入り 5.99ドル


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思い出すと夢に出る

サクサクのチョコレート

噛むとほろほろ崩れ、滑らかさは一切なし

砂糖のつぶつぶがシャリシャリ

これをメキシカンチョコレートというそうで、

カカオと砂糖と香辛料をごりごりすり潰して固めて作る

アステカ文明時代から伝わるチョコレートの原種らしい

普段食べるチョコレートと違い、

カカオや砂糖が限界まで粉砕されていないためサクサクした食感になる



ミルクと合わせてチョコラテにするのがオススメの食べ方らしいですが、

この食感が味わえなくなるのが勿体無くて試せませんでした


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メキシコでは今でも家庭でカカオと砂糖をすり潰して

自家製のチョコレートやチョコラテを作るそうです


これで次の旅の目標はメキシコでチョコレートを食べる、に決定

このチョコレート、人ひとりを日本からメキシコに移動させるに十分な味です




チョコレートを買ったら宿へ戻ってチェックアウト


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さらば Cortelyou 駅


荷物抱えてマチ子さんちに行く


丁度お料理教室をやっていて、この前ツナフェスでご一緒した、えいかちゃんと再会

お料理教室メンバーに私のことを、ティルダ・スウィントンに似てるよね!!!

と言って紹介してくれる、ええ人や




18時から私のお別れ会を開いてくれると言うことで!

それまでまずはNY図書館の裏手にある Mid Manhattan 分室に行く


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バイト先の古本屋店主から、

「NYに行くならぜひうちの店名を書いた本を持って行って

NYに解き放って来てくれ!」とお願いされ、

店主お手製NYの方々へのメッセージカード、お楽しみ券、おみくじを挟んだ

私の生まれ年の日刊クロニクルと、アメリカの皆さんへの店主直筆メッセージ付き

檀一雄のエッセイ(こちらはマチ子さんに託す)を預かっていたのです



無事に図書館の日本語本コーナーに並ぶ婦人公論の上に解き放つ


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願わくは善き人の手に渡りますように。





続いて ICP (国際写真センター) へ行く



" Touching Reality " by THOMAS HIRSCHHORN


この作品を前にして、足が止まり思考も止まる

見たくない、でもそこから目をそらすことができない

見ているだけで自分に対し居たたまれない罪悪感がわく

でも逃げられない



スクリーンいっぱいに映し出された i Pad の画面の映像

そこへ次々とスワイプされて映し出されるのは、


ちぎれた体、臓器、割れた頭、断面


戦争か、テロか

明らかにただの事故や殺人によるものではない死体の数々

新聞やニュースで目にする、そんなものではない

本当にこれが人間の体なのかと疑いたくなる

しかしこれは残酷な映画に出て来る作り物の衝撃ではない



見るに堪えられない、生々しい死体の数々



この映像を製作したトーマスさん曰く、

「なぜ今、このような破壊された人間の体の写真を提示し、見なければならないのか。

これらの多くは現場に居合わせた人や救助隊員によって撮られた写真である。

メディアは決してこれほどまでにショッキングな写真を報道することがない。

故に我々は暴力によってひき起こる現実を知ることがなく、結果、無関心になってしまう。

だからこそ我々は、この写真を直視しなければならない」と。





これを見た後ではもう他の写真に何の意味も見い出せなくなる

でも一体、この現実を突きつけられて、どうすればいいのか

何をすれば良いのか


気づかなかったことを気づかせ、考えることを喚起するのが芸術の力かも知れない

でもそれならどうしたら良いのか、それも少しは教えて欲しい



ただ、写真にしかできない表現と写真の力っていうものは見せつけられました






ICP を出て、全く気分を一新させ、

ロックフェラーセンターのアンソロポロジーに行く

可愛い良い香りのするお店



それから6ラインに乗って、再びお気に入りのケーキ屋さん

Two Little Red Hens


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相変わらず美味しいジンジャープラムチェリークランブルケーキ


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もう旅も終わりか、としみじみコーヒーをすする

いつものごとく旅の終わりはおセンチで、

寂しい悲しい帰りたくない気持ちのオンパレード

でも今回はちょっといつもと違うみたい


どうやらそろそろ日本に帰る時期

帰ってやらないといけないことがある




珍しく帰国する気になっているのに店内に流れる音楽は

Baby, it's cold outside っていうのがとっても皮肉



お土産に小さいカップケーキ6個買ってお店を出ました




マチ子さんちに帰る

夕暮れのアストリア


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記念にマチ子さんちの写真を何枚か撮る


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良平くんKスケくんが揃ったら、ご飯の始まり


青野菜ときゅうりのお漬け物の前菜、

カリフラワーのサラダしめ鯖のっけ


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これが大好きで、こっそりずっと食べる



さらに良平くんが釣って来てくれたカワハギのお刺身を食べ、

肝は煮付けて、海のフォアグラ!


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肝のまったりした旨味とともに海の香りがふんわり口に広がる

後味はさっぱりとしていて、美味しい



しめ鯖ともう一種お刺身を食べ、

スズキは焼く


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オニオンソースとマスタードが合う



次は生ガキ!


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ポン酢を垂らしてちゅっと丸呑み


最後はソフトシェル


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今日はゲストやから!と言って

マチ子さんはご飯を全部作ってくれて、

良平くんはカワハギのかわをはぎ、

Kスケくんはあれやこれやと大変気が回る




この1週間、前代未聞、厚顔無恥のお世話になりっぱなしの馬の骨

これはちょっとやそっとではお返しできない

すがすがしく朗らかに自分の役立たずさを認識できて良かったです

今は出来ることがないので10ヶ年計画で、みんなにお返ししたい

せめて次に会うときには何か一技身につけておきたいなあ



と、思いつつ


ご飯も楽しいお話も優しさも盛りだくさんのお腹いっぱい

幸せです

白ワインに日本酒で、そのまま眠りにつきました






本日遣ったお金 (1ドル  約100円)

水とシリアルバー  1.75ドル
カンノーリ  4ドル
ホールフーズでチョコとリップクリーム  40ドル
ICP  14ドル
ジンジャープラムチェリークランブルとコーヒー  5.75ドル
ミニカップケーキ 6個 10.25ドル
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by 96770 | 2013-10-16 00:08 | travel

NYの湖で釣りをする

朝5時起床

ケータイの明かりを頼りに荷造り

まだ夜が残る街並と満月

近くで花火のような乾いた音が聞こえ、急ぎ足で駅に向かう

デリでシリアルバーを買ってメトロに乗り込むと、思ったより人がいる

金曜日を引きずった眠る人々



途中 Union Sq で降りてマーケットの準備しているのを見てから

乗り換えて、マチ子さんちの最寄り駅へ行く



駅の階段を下りるとクーラーボックスでなにか湯気の上がるものを売る親子がいて、

ひっきりなしにお客さんが来ては買って行く

何か気になるけど見えない



横のデリで水を買うとレジのおっちゃんに、

その上着は高いだろ!幾らだ?と聞かれる

母のだからわかんないよーと答えると、

「350か370、いや400はする。お母さんはリッチだな、何やってるんだ?

僕はこんなカウンターで働いてるからそんな軽い上着に400も出せない。

30ドルのこのポロシャツで十分さ。冬になったらもっと安くで暖かい上着を買えるよ。

それで十分さ。君のお母さんがリッチってことは、段々と君もリッチになっていく。

世の中ってのはそういうもんさ。」と言われ、

あとは女の子になんかを買ってって言われたけど買えなくてうんぬんかんぬん

そんな話をされました



お店を出て、やっぱり気になるから何か売ってるさっきの親子に

それ何?って聞いてみると、教えてくれるが聞き取れない

sweet? と聞くと「Not sweet!」

そしたらお母さんが一個取り出して、

バナナの葉みたいなものをはがすとアルミホイルに包んでほいっと渡してくれました

いくら?って聞くと、いいよいいよ!美味しかったら今度は買いに来ておくれ!

と言ってくれました

嬉しい!


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味は蒸したじゃがいもっぽくて、中には辛いチキンが入っている

美味しいかと聞かれると、あえてオススメする味ではない

芋に近いかんじ


マチ子さんちに着いて聞いてみると

トウモロコシの粉をトウモロコシの皮で包んで蒸したものだと教えてくれました

いろんな食べ物があるもんだ




8時になって出発!

今日はマチ子さん、良平くん、Kスケくんと4人で

マチ子さんのご友人トモさんの別荘へ、湖に釣りをしに行きます



途中渋滞に呑まれ、約3時間半

ここもNY州



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すごい!アメリカ

山の別荘に入るには、まず大きなゲートのパスワードが必要

これが如何にもアメリカ映画に出て来そう

山奥のパーティーにやって来て、ゲートをくぐるともう2度と出られない

そんな映画に出て来るあのゲート



早速、良平くんとKスケくんはカヌーで漕ぎ出し、釣り

マチ子さんはうどんをゆで、私は湖畔で書き物

完璧な休日です


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お昼ご飯は良平くんのお母さんが送ってくれたうどんにキュウリのお漬け物と

マチ子さんが握ってくれたおにぎり2種


良平くんお母さんのクッキーとケーキもこっそりいただく



お昼ご飯の後はKスケくん良平くんご指導の下、初めて本格的な釣り

初めての釣りがNYの別荘の湖で、

根っからの釣り好き2人から両手に華状態で教えてもらえるなんて

こんな恵まれた経験そうそう無い



左手で竿を握り、ルアーは30〜40センチ垂らし

右手の人差し指で釣り糸を引っ掛けたらカチッというのを上げる


後ろに人がいないか確認しつつ構えたら、

シュッと斜め45度に向けて放つ、瞬間に指を外す


ポチャンとなると同時にカチッというのを下げる


ここでは藻が多いから、ルアーが沈まないようにすぐに巻く

竿を低めに構え、速すぎず遅すぎず一定の速度で巻く


魚を誘うように上げたり下げたり止めたり

毎回同じところに投げると怪しまれるからダメ

魚の心理を読む




良平くんもKスケくんもすごく優しい楽しい人

何より真剣に遊んでるのが素敵やわ

釣りに真剣

いろんな楽しみ方を知っているっていうのは、魅力やね



良平くんはいつもずーっと魚の話か下ネタしか言わない

どんな会話も下ネタで返す瞬発力は尊敬に値する

でも一緒に釣りをしていると、隠しきれない人間性の良さをすごく感じる

魚と戯れているときの楽しそうな顔!

楽しそうなのが一番だわ



Kスケくんは率先して指導してくれる

絶対に褒めてくれるは気遣いはできるはで、

本当に至れり尽くせりでした




2人の釣り・魚話を聞いていて、

魚を釣るっていうのも面白いし

さらに釣ったら食べれるっていうことに改めて感心した

釣りが出来るっていうのは自分で食べ物を捕れるってことなんだなあ

それはすごい

農業すごいと思っていたけれど、釣りも良いな

水辺なら世界中どこでも出来るっていうのが良い

また釣りしたいです





釣り上がりにはトモさんお手製のピザをいただきました

手作りの生地と塩の旨味

ネギとタマネギとチーズのシンプルな美味しさが染みる




そして帰りはベトナムのフォーとネム

別盛りで生肉をオーダーしてもらい

アツアツのフォーのスープでしゃぶしゃぶ

良平くん特製ハラペーニョ入りソースで食べる。


生肉しゃぶしゃぶ美味しい!


輪切りのハラペーニョをスプーンで細かく刻んで

みんなにタレを作る良平くん

その優しさと食べることに真剣なところが素敵!

男女問わず、食べることに真剣な人が信用できるし好きです




メトロの駅でドロップしてもらい、家路につく


宿に帰るとみんなが買った物のお披露目会をしてる

人の買い物見るのは面白い


お洋服大好きって言ってた男の子はちゃんと良いかんじの

ミリタリーコートとセーターと茶色のコートを買ってるし、

雑貨大好きって言ってた女の子は可愛い箱を買ってた


なんでも良いから目的持って来てる人はエラい

お洋服買おうと意気込んで来たけれど

よくよく考えてみると、私は日本でも買い物ってあんまりしない

そりゃあ旅先で突然買い物上手になったりしないよね

物欲もあんまりないみたい


カメラ好きの女の子は大きいガシャンとするカメラも、

一眼レフもデジカメもカメラバックに入れて持って来てるのに驚いた

持って来てちゃんとフィルムで写真撮っているっていうのにも驚いた

写真好きっていうのはこういうことなんだなあと感心しました

私も写真好きだと思っていたけれど、カメラを持って来たことで満足して撮らない




自分は何ができるのか、しっかり自分の手持ちのカードを検証しようと思いました




宿のみんなに釣りは "待ち" じゃあないんだよ! "攻め" なんだよ!

と教えてあげて今日はおやすみ






本日遣ったお金 (1ドル  約100円)

シリアルバー  0.75ドル
水  1ドル
ガソリン代高速代シェアして1人30ドル
シリアルバー  1.89ドル
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by 96770 | 2013-10-13 18:04 | travel

サンドイッチを持って自然史博物館に行く



今日はゆっくり10時ごろに起床

マチ子さんの愛情にぎり(こんぶ味)とマカロニサラダを食べる

さらにマカロニサラダのロシア黒パンサンドをお持たせさせてもらい、

アメリカ自然史博物館に行ってきます




普通の展示の入場料は任意なので10ドル払ってみる

プラネタリウムやシアターや特別展示を見る場合は別料金です


まずローズ宇宙センターをみようと思ったらお休み


仕様がないので地図を見てみて、鉱物・隕石コーナーに直行


石を調べると太陽系や地球の成り立ちがわかるっていう解説ビデオが面白い

話があまりに壮大過ぎて、人間のちっぽけさ加減に思わず感動を覚えます

宇宙規模の話のそういうところが好き


宇宙に比べると、大きさでも時間の長さでも、圧倒的に儚い人間が、

この小さい石ころの成分を調べて宇宙の謎を解き明かそうとする

その創意工夫と執念にも感動します





宝石や鉱物の展示の仕方のセンスも良い


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コケみたいな、こんな変わった石もある


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そういえば昔は地質学鉱物学の勉強したかったんだなあと思い出しました





人類起原ホールもすごい


例えばチンパンジーに英語を覚えさせる実験の映像

ちょっとした物の名前を覚え、言われたものを取って来るぐらいでは驚かないけれど、

チンパンジーも YES/NO GOOD/BAD の概念を理解していて、

人間とチンパンジーの間で会話が成り立っているのには驚いた

人間みたいなチンパンジー

こうやって自分たちの起原を知ろうとする人間の根性にはちょっと恐ろしいものを感じる




それから自然史博物館の有名人、海洋生物ホールのクジラ


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ホールに入ってクジラに対面する瞬間に、頭の中では Lou Reed が歌い出し、

まさに映画『イカとクジラ』のラストシーンそのものでした

この映画は好きじゃないけど、クジラと歌と主人公がマッチしていてこのシーンは好き

しばし映画の中にいる気分


海の生物たちに囲まれながら休憩



あんまり広い上に、迷路のような構造でなかなか疲れます

あとは恐竜にちらっと挨拶だけ済まし、退出しました



マチ子さんのサンドイッチをいただいて、


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メトロに乗ってまた McJ BOOKS へ行く


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コーヒーとケーキを食べつつ旅を振り返る

なんだかんだと旅もそろそろラストスパートです


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NYに来て一番思ったのは“なにか”っていうのの重要さ


これが好き、これがやりたい、これができます


まあ前からそればっかり探していたのだけど、

改めて自分の何にもなさを痛感し、

しかしここに至って、

今この状態でここに来てここにいるのは大正解!というのはピンとかんじました

まだ何にもないんだけど、それはそれで合っている



自分の何にもなさを請け負って進む準備が出来た気分


前までは10メートル先に明確な目標がハッキリ見えていて、

その次の10メートル先の目標も見えていないと歩けない

と思って何も決められないし動けなかったのが、

次の一歩を置く場所せいぜい1メートル先ぐらいが見えていれば

歩けるようになった、そんなかんじ



良い気分です






さて、今日は先日メトロで知り合ったシノさんとご飯

待ち合わせ、6ライン Astor Pl 前のスタバへ向かいます




面白い人、出会えてよかったなあ!

スタバで無事に落ち合い、喋り倒して

ホールフーズに場所を移し、お惣菜を買ってまた喋り倒す



普段、人生や生き方や考えについて話し合うと、

共感することも共感されることもあんまりない

それが日本の裏側にやってきて、たまたま地下鉄で出会ったシノさんと

共感することが多いというのは面白い



同じようなことについて、お互い色々考えている

共に今後が楽しみです


声をかけて良かったなあ

またご縁がありますように、どこかで会えますように!





ほくほく気分で久しぶりに宿に帰宅

また荷物移動されててガーン

でも新しいお客さん2人いて、野口くんも帰宅して

結局4人で3時過ぎまでお喋りしつつ

伸びた爪を切って旅を反芻して、おやすみしました






本日遣ったお金 (1ドル  約100円)

水 1ドル
自然史博物館  10ドル
McJでお茶  7.7ドル
ホールフーズでお惣菜  8.75ドル
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by 96770 | 2013-10-12 23:51 | travel