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モロッコを食べる 10日目砂漠の太陽とマラケシュ帰還



今日は日の出を見るために5:30起床

足が凍っている

テントの外に出てみると、夜はまだ辺りに潜んでいた




らくだの背に上り、砂漠の入り口を目指し、朝焼けを待つ



徐々に明るくなる地の果て

夕焼けはスッと地平線に吸い込まれたけれど

朝日はなかなか登らない


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じわじわとグラデーションを描く


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らくだと共に、太陽を待つ

砂漠は宇宙に近い

もし神様が世界を創ったのだとすれば、神様は大変色彩感覚に優れているのだと思います


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夕焼けは詩人

朝焼けは神とか宇宙とか、生命という響きが似合う



新しい砂漠


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お世話になったらくだ


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いつの間にか砂漠の入り口のホテルにたどり着く

砂漠を案内してくれたベルベル人にチップを払う


ベルベルさん曰く

私たちがツアー会社に払ったお金は、ここのホテルに支払われ

砂漠を案内したベルベルさん(雇われ砂漠の民)にお金は一切入らない

お客さんがくれるチップで生計を立てているそう




しきりにNOTHING!!と言っていました

NOTHINGが本当かは分かりませんが最後に THIS IS LIFE ! と吐き捨てて行きましたので、

ここですかさず 

" C'est la vie ! "

(フランス語で“それが人生さっ”と言う意味。

 フランス映画で覚えてからずっと遣いたかった言葉!)

と、寂しそうな彼の背中に声をかけました


彼はびっくりしてちょっと振り返ると、 " Yes, C'est la vie ! Hahaha "

と力なく笑って去って行きました





ホテルで朝食を食べると、また長い長い車の旅

2泊3日のこのツアー、最初の2日で砂漠まで行き、

最後の1日で一気にマラケシュまで帰るという強行スケジュール



帰りはトイレ休憩を除き、ただただ車を前へ前へと進めるのみ

途中、日本人女性2人組と1人旅の男の子はマラケシュに帰らずそこから

フェズに向かうため離脱しました

元々そういう約束だったらしいのですが、聞いていた値段のバスが無いとかで、

タクシーでフェズに行く事になり、値段のことでもめたりしていました

ツアーを離脱してフェズに向かう方が効率よくモロッコを回れるので

よくある方法らしいのですが、値段や行き方はしっかり事前に交渉が必要のようです

なにかとお金がかかります




ひたすら車で移動、眠る、トイレの繰り返し

どうして車は乗っているだけでこんなに疲れるのでしょう

ドライバーさんタフ

そしてびっくりするのはドライバーさんの友だちの多さ!

道ばたにも休憩所にもすれ違う車にも、とにかく至る所に友人がいる

プッとクラクションを鳴らして手を振ることから、

カフェからカフェへ荷物の宅配をしてあげたり、

助手席に謎のおっちゃんやおじいさんが何度も乗って来て

初めは関係者かと思っていましたが、どうやら町から町へ知人友人も運んでいたみたい


休憩所の店員さんはもちろん、そこでばったり出会う人たちも友だち

イカツイ男2人が顔を合わせると

「おーっ!!」とか言って大喜びで抱き合って頬寄せ合う姿は大変微笑ましいです

インドでも思いましたが、ここモロッコでも大人の男たちが仲良しですごく楽しそう


なかなか良いドライバーさんでした

でもキムくんは好きじゃないらしく、

" Never on time ! "  (決して時間通りにいかない!)

と言っていて、それに対してももこさんが

" But THIS IS AFRICA ! " と言っていて、そのやり取りがなんだか格好良く、

私も英語を自分のものにしたいと思いを新たにしました





10数時間?もう覚えていませんが朝の内に出発して

夜にフナ広場に帰還

ああ嬉しい!

ももこさんとキムくんはホテルを予約していなかったので

HOTEL CECILを教えてあげました

お気に入りで信頼できるホテルがあると心強い

預けていた荷物も無事

ホテルの部屋に入るとお家に帰ったようで落ち着きます


まずはツアー中食うか食わずやだったお腹のご機嫌をとりにフナ広場へ向かう

オレンジジュースでビタミンCを補充

そしていつものハリラとシュバキア、スパイスティ

お店の人も顔を覚えていてくれて、ここが自分のホームタウンのような気分になる

それがとても嬉しい





あとはホテルに戻って怒濤の洗濯ラッシュ

お風呂で砂漠の砂を落としておやすみ



明日はエッサウィラへ日帰り旅行です





本日遣ったお金(1DH 約11円)

砂漠のベルベル人にチップ 20DH
アボガドミルク 10DH
オレンジジュース  4DH
ハリラ 3DH
シュバキア 3DH
スパイスティ 5DH
HOTEL CECIL 2人で一泊180DH
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by 96770 | 2013-03-31 21:25 | travel

モロッコを食べる 9日目サハラ砂漠の夜




足の冷たさで目が覚める

朝食はパンとジャム

そしてまた、長い長い砂漠への旅を続ける




途中、崖に挟まれた、冒険映画のワンシーンのような場所へやってきた


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iPhoneでは捉えきれない壮大さ




そしてまた車は進む

移動移動移動

そう言えば、地平線に吸い込まれる道を見るのは初めてかもしれない

地球にはこんなにも土地があったのね


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本当の、道無き道を進む車

見え始める砂漠の気配



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砂漠が唐突に始まるものだったとは。

それまで大地だったのに、そこからは一切が砂

ある一線から突然砂漠に変わるのです

いつ誰が名付けたのか、サハラとは「褐色の無」という意味らしい





一行は車に荷物を預け、遂にらくだと共に砂漠の奥へと向かう

旅のハイライト


各自らくだの背にまたがり出発準備完了


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こんなところにいるなんて

まさか本当にサハラ砂漠に来れるとは

もちろん今ここが砂漠なのに

日常、常識、想像を超える現実には体がすぐに対応できないみたい

これは現実か?

地に足がついていないような

もちろんラクダに乗っているから地に足はついていないのだけど

皮膚がいつもより柔らかくなったような感じです



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これが砂漠か


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果たして砂漠に感動しているのか

ただ自分が砂漠にいるということに感動しているのか




きれいだね すごいね とささやき合う声が聞こえ

すぐにまた声は止む

どうしてか皆、砂漠の前では話す事がはばかられてしまう



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強いオレンジからピンクへと変わってゆく空

空って、青から白になってピンクになってから青になる



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そして世界が夜になる瞬間を、私は見ました



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数時間の後、今夜の宿、ベルベル人の砂漠のキャンプに到着

ベルベルさん、テンションが高いのね

日本語たくさん知っている



荷物を置いてみなで砂丘を登る

砂に足を捕られる

肺が痛い

心臓が少し破れる


這いつくばって頂上へ


なんだかすごく日本食が食べたくなって

砂丘のてっぺんから沈んだ太陽に、

お米が食べたーい!赤出汁のお味噌汁が飲みたーい!

と声をかけました

ああ美しいな

感慨深いです



頭から転がるか、横向きに転がるか

ちょっと迷って横向きに

わーっと言ってキャンプへ向かって転がって降りました

私の頭も地球も回ってる


*iPhoneは砂が入らないようにマスキングテープで覆い、

 ウィンドブレーカーのチャック付きのポケットに入れていたのでセーフ




夜はキャンプファイヤー

歌と太鼓

流れ星を探す

月がなにか間違えちゃったかのように、明るい



焚き火にあたり、寝転がって星を数えながらキムくんと話す

ロンドンでの留学を終えたキムくんはこれから韓国に帰るそう

帰ったらなにするの?と尋ねる


「来年貿易会社を起業するんだ。今年はまずその準備。

実は将来はロンドンに住みたいんだよ。」

良いね!起業もロンドンも!私も留学したい!

「今22歳でしょ。良いね!若いよ。なんでもできるよ。

やりたいって思うことがあったらなんでも挑戦するべきだよ」

そうだね、でも選択するのが難しいの

「そうだね。選択するのは難しい。多くの人が自分の道を見失って生きている。

でも自分の本当にしたいことを探して、そして選択すること。それが一番大事だね。

僕も、そしてももこも自分の道を見つけて、人生を変えるために

ロンドンにやってきたんだよ。」



そんな話しをしました

キムくん、ありがとう!楽しかった そして良い話だった

ちゃんと自分で選んで行動している人の言葉は響きます




気がついたら靴の先が焚き火で溶けていました




明日は朝日を見るために早起きです






本日遣ったお金 (1DH 約11円)

ランチ 50DH
おやつ 8DH
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by 96770 | 2013-03-30 23:59 | travel

モロッコを食べる 8日目サハラ砂漠ツアーへ


スパイスティのない夜

ホテルから聞こえるフナ広場の、あの喧噪が懐かしい

砂漠に向かう道中の、寒いホテルで足を冷やしながら考える



もしやと思っていましたが、やはり、ツアーは大の苦手でした


車に乗せられてどこかに連れていかれ、言われたところで写真を撮る

乗って降りて乗って降りて

食事もほとんど選択の余地なし

うむを言わさず出されるの そしてそれを食べる

これが美味しくないのです

モロッコで一番美味しくなくて、一番お値段が高かったのがツアーの食事でした

融通の効かない集団行動も苦手ですが、

案外美味しくないものにお金を払わされることが一番心苦しいものでした

訳の分からぬままに、ただスムーズに事を進めるためにお金を払うという行為



旅において楽で楽しいことはありませんね



大変で、無駄が多くて結局お金はたくさんかかることになるかもしれない

それでも自分で調べて聞いて、頑張って行くから面白い

目的地にたどり着くまでの過程こそ楽しい



人生も、人生こそ同じかも

セットが組まれていて、みんなで乗って降りて

ここが綺麗ですからここで写真を撮りましょう 撮りましたか?では行きますよ

というのは楽しめない

私は自分で歩いて、自分が心動いたところで写真を撮りたいです






ツアーのメンバーは、カナダ人夫婦、日本人女性2人組、大学卒業旅行一人旅の日本人の男の子、

日本人女性ももこさんと韓国人男性キムくんペア、我々


ホテルのチェックインの時です

カナダ人の夫婦は先に済ませてお部屋へ

残りの我々がチェックインすると、ホテルのスタッフが3部屋しか部屋が無いと言い出します

我々は4組

誰か相部屋になるようにという事


このときキムくん以外の我々日本人は、

え?なんで?どうする?なんで?どうしよっかー

なんて言って曖昧な態度で団子になる



でもキムくんだけは、しっかりと英語で、

そんな話はツアー会社からもドライバーからも聞いていない!

私たちはお金を払っている。4部屋用意してくれ

とホテルスタッフに言い、ツアーのドライバーを呼んできて事情を説明し、

スタッフとドライバーがなにかアラビア語で話し合って、ちゃんと4部屋用意されました



きっとキムくんがいなかったら、主張することも相手の事情を聞く事もドライバーを呼ぶ事も無く


なんでだろ?ややこしいしまあ良いかあ〜


なんて言って相部屋にしていたことでしょう

どうしよっか〜どうする〜なんて言って様子を窺って

自分からは何も決めたり動いたり発言したりできないで

団子になってナアナアで済ませてしまう

この日本人的悪習とそれに染まり切った自分に大変嫌気がさしました

すぐさま「それはおかしい!」と言え、

それをちゃんと共通語の英語で言えるキムくんには心底感心しました


私もそうありたい





今日楽しかったことは、夜、ホテルのロビーでシーシャを吸ったこと


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甘い煙を食べているかんじ

のどにほんのりリンゴの味が残っています


ホテル従業員のベルベル人のお兄さんが太鼓を持ってやって来て、

叩いて歌って、同僚から静かにしろ!と怒られて、中指立てていて、

愉快な夜でした





ツアーではこんなところに寄りました


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そしてアトラス越え


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うつらうつらと窓から眺める景色も、高度に合わせて姿を変えて往く


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いろいろと考えるべきことを与えてくれたと言う意味では

このツアーにも確かに意味があったのかもしれません

勉強代と思い、勿体無いので明日はなるべく楽しみましょう





それにしても山の夜は冷える

マラケシュホームシック







本日遣ったお金 (1DH 約11円)

クロワッサン 4DH
ツアーにお昼ご飯代 100DH
ガイドさんにチップ 25DH
チョコ 10DH
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by 96770 | 2013-03-29 00:44 | travel

ホーリー・モーターズ



なんだこれは!な予告編

こんな予告編を見せられては、気になって夜も眠れない

『ホーリー・モーターズ』







このシーンをスクリーンで観るためだけにでも、劇場に足を運びたい







美しいものをつくりたいなあ!




『ホーリー・モーターズ』近日公開!
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by 96770 | 2013-03-28 22:06 | youtube

褒め言葉について


昨日まで3日間、古本市のお手伝いをしていました

古本祭事は古書店関係者のみなさんと顔見知りになる機会でもあります


私の担当は児童書コーナー

お初にお目にかかります、まいさんとともにレジ番です



意外と見知った人とより、初めて会う人との方が話しやすい話題もあったりして

3日間ずっとお喋り




昨日、お互いの印象から受ける良い点について話していた時のこと

海外旅行が大好きな私に対して行動的ですごいとお褒めの言葉を頂きました

そして思ってることを嫌な感じを与えずにズバッと言えるとも褒めて頂きました



褒めてもらって即座に思ったことは、

「でも海外旅行なんてもっといろんなところにアクティブに行っている人がたくさんいるし、

外国で会う人は言うべきことをはっきり言える人が多くて、

私もそういう風になりたいと強く思ってはいるけれど、まだまだ全然ですよ〜」

というものでした



ここでふと思ったのです

せっかく褒めてもらったのにどうしてすぐに否定してしまうのか





はっきりと自己主張できるようになりたい私は、

自分よりももっとかっこよく自己主張できる人たちと出会って来ている

そんな人たちに出会うことで、憧れると同時に自分の未熟な部分に突き当たることになる



例えば知識が増えるほどに、逆に自分の知らないことも増えていくもの

同じように

自分を高めたい、高めようとするほどに、

まだ至らぬ自分をまざまざと突きつけられてしまい、

せっかくの自分の持ち味をつまらないものと思ってしまいがち


これは酷く悲しいパラドックスです


まだまだ至らない自分でも、隣の人にとっては行動力があって自己主張でき

すごいなと思ってもらえる点があるのかもしれない

自分の持っている良い点を奢らず卑下せず素直に認めることも

自身の成長に欠かせないことかもしれません




目指す姿の第一歩はもう自分の中にあったんだと、

そう思い直して昨日は褒め言葉を素直に受け取りました
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by 96770 | 2013-03-25 12:28 | 日記

モロッコを食べる 7日目マラケシュ



朝起きて、まずはHOTEL AZHARを出ることにします

実はサハラ砂漠ツアーに関してホテルオーナーのハッサンと一悶着有り

ハッサンのかんじの良さが売りのホテルともこれにておさらばです



態勢を整えるためにいつものムスンメンを食べに行く

今日はリンゴオレと共に


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リンゴとミルクって合わないかな〜合うかな〜と思いながら注文

まさにミルクにリンゴを入れた味で

飲んでみたものの、合うかな〜合わないかな〜といったお味

相変わらずムスンメンは美味しいです

毎朝同じものを注文すると常連さん気分も上々



そしてHOTEL CECILへ

ここはHOTEL AZHARと同じ並びにあり、前に覗いたときに綺麗!

だけどちょっと高いな、でも泊まってみたいな

と迷っていたところ

もう一度お部屋を見せてもらうことにする

廊下で通りすがった宿泊客に「セ ボン?」と聞くと

「GOOD!! VERY GOOD!!!!!」と力一杯答えてくれました

掃除をしている女性もにこやか

何よりも清潔感に溢れ、ホテル中に控えめに良い香りが漂っている



ハッサンのホテルでちょっと揉めて疲れたため、

ここは奮発してでも身と心をいたわることにしました

HOTEL CECILシャワートイレ共同 2人で一泊180DH 朝食付き


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ホテルを変えて大正解

宿泊場所の清潔さがこんなにも旅行者の精神状態に影響を与えるものとは知りませんでした

清潔なところに泊まるだけで荒んでいた心が朗らかになるようです



そしてすぐにサハラエクスペディションに行く

ここは2泊3日で950DHのサハラ砂漠ツアーを企画している旅行会社

ネットによると安さ故バックパッカーに人気

レビューもたくさんあり、安心そうなのでここにしました

フナ広場に続くアグノウ門通りを歩いていると客引きされるのですぐに分かります

もうめんどうだったのでここに即決しましたが、

アグノウ門通りで何社か客引きをしているのでみんなと交渉すればもっと安くなったと

後から思いましたので、よろしかったら交渉してみてください

そう言えば昨日は通り過ぎようとすると「900DHでどう?」と言っていたなと

思い出したのはその夜でした




さて、今日はこの前お昼寝したため行けなかった写真美術館と博物館と

ベン・ユーセフ・マドラサに行きます

道案内はさわこちゃん

迷路のようなスークをすいすいと案内してもらい、

彼女は先日もう見学済みなので写真美術館の前で別れる



まずは写真美術館 入場料40DH

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ここ、オススメです

博物館的な写真ばっかりだったら退屈かもと思っていたのですが、とんでもない

芸術でした

最近のポップで劇的で軽やかな写真より、

あくまで技術の基礎はしっかりしているが、ただ撮りましたというような

さっぱりしていてシックな写真が好みなため、ここに展示されている写真はどれも好きでした

展示数も多くないので充分に味わえます



屋上からの景色も一見の価値アリ


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とくに気に入った写真の葉書が売っていたので記念に購入

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次に念願のベン・ユーセフ・マドラサ


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噂に違わず

装飾の細かさ、執念が、モロッコの太陽の光と相まって禁欲的で美しい




そして博物館

モロッコ現代アートコーナーのひょうきんな作品たち


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そこを抜けると…


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宇宙のように均整のとれた空間

そこに流れるアラブの音楽



美しい空間に存在し、美しいものを観ることは

なんて体に良いことなのだろうと思いました

人は食べ物や運動だけで健康になれるのではない


自分の美意識に、今までなかったイスラムの美しい血が通ったことをかんじました

ここに来て、この音楽を聞き、この空間に立っていたということが、

後々の自分の表現に良い影響をもたらすのだろうな

と確信する、そんな美しさでした




博物館をあとにし、辺りをぶらぶら

陰影色濃きスーク

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再び博物館前に戻りさわこちゃんと合流


近くに、人だかりができていかにも美味しい地元の雰囲気漂う食堂街を見つける

ご飯選び 眼はたまに誤るが、鼻は裏切らない

鼻を頼りに一際良い香りがする肉屋に決める


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隣にいたおっちゃんに注文してもらいます

まずタマネギとトマトを鉄板で炒め、さらにケフタも焼き、

合わせたところに玉子をかけてスパイス振ってホブス(モロッコパン)にサンド!


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一口食べて思わず声をあげました

「美味しー!!!!!」

これはちょっと、衝撃的な美味しさです

モロッコ14日間で間違いなく一番美味しかった

スパイスの妙


2人で分けると、慌ててもう1個買いに行きました



今度は黒人の兄さんサフィがお肉や野菜の説明をしてくれて

タマネギとトマトに、炭火焼きのケバブを合わせてサンドしてもらいました


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これも堪りません

お肉とスパイスの美味しい国です




そしてスークを徘徊

さわこちゃんは3〜4人用の黒いベルベルタジンを値切って50DHで購入


私もタジンを買って帰りたいがピンとくるのがない

ハリラボールも買いたいがこれだ!というのに出会わない


もとより買い物が苦手

正確にはこれを買うと決断するのが苦手

迷い症は旅先では致命傷

ここでしか買えないかも!と思うと焦ってしまいさらに決められなくなってしまう

自分のものを買うのも苦手なので誰かのためのお土産を買うのはもっと苦手

ちょっとした買い物でさえすぐに決められない自分にげんなり



はるばるモロッコまで来て、しょうもないことに困っている自分にハタと気がつき、

もう今日は何も買わない日と決めてしまうと楽になりました



タジンを置きがてらホテルに戻って一休み

日も暮れて来たのでスパイスティを飲みに行きます

71番がお気に入りのスパイスティ屋台

スパイスの辛さも刺激も慣れたものです

2杯目はミントを入れていただきました

2人で4杯ちょっと飲んで5DH

写真家のお兄さんの言う通りでした!



そしてフナ広場の辺りをふらふら

ハーブを山盛り売っている屋台を見つけてドライミントを購入

緑色のビニール袋に入れられて、屋台にたくさんぶら下がっています


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お家に帰ってこのドライミントでミントティをいれると

ベランダのハーブと違って力強く植物らしさがあり、美味しい

モロッコの味がします

そういえば食べ物は迷わず買えるのが不思議

ドライミント、お土産にオススメです



小腹が空いてきたので美味しい方のハリラの屋台へ

確か75番だったかな?

ハリラとシュバキアを飲むとお腹も口も落ち着きます


そしてまた〆のスパイスティ



夜のフナ広場


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ホテルに戻るとホテルの一番しっかりしたおじさんに

サハラは行くのか?いくらでどこの会社だ?と聞かれる

サハラエクスペディションで950DHで行くよと答えると、

それなら850DHでうちで手配できたのに遅かったなと言われてしまいました


100DH 今は100DHがとても大きい

ハリラ33杯分かと思うとお腹も空きます

でももうしょうがないので明日からサハラ砂漠存分に楽しむ決心を固め、

今日はおやすみ





本日遣ったお金 (1DH 約11円)

朝食27DH
HOTEL CECIL  2人で180DH
トイレ 2DH
お昼のサンドイッチ 2個で40DH
写真美術館  40DH
ハガキ  2枚で10DH
ベン・ユーセフ・マドラサと博物館セットで60DH
切手 33DH
サハラエクスペディションでツアー 1人950DH
ハリラ 3DH
シュバキア 3DH
スパイスティ全部で2人で16DH
ドライミント 20DH
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by 96770 | 2013-03-25 01:38 | travel

モロッコを食べる 6日目マラケシュ


今日は朝起きたら両替所へ

ホテルに戻って数えてみると100DH足りない!だまされた?

そう思ってだめもとで、でも間違ってない?と言いに戻ったら、

両替所のお姉さんちゃんと数え直してくれて、合っていました

感じの良い人でよかった。大変失礼なことをしてしまい、よく謝りました

人を疑う前にまずは自分を疑うこと


そして両替したらその場ですぐに数えること うっかりしていました


フナ広場に続くアグノウ門通りにあるジュースや軽食を売っているお店で朝ご飯

お店の前でおばちゃんが焼いているムスンメンがいかにも美味しそうだったので、

チョコラ味のムスンメンとバナナミルクを注文

美味しい!長距離バスの休憩所のムスンメンとは別格

フロマージュよりもチョコラがおすすめです

フロマージュは6Pチーズ一個分ぐらいを一枚のムスンメンに塗るのでちょっと寂しい

今日はどこに行こうか何しようかとお喋りしつつガイドブックでもめくりつつ

カフェで朝食をゆっくり頂く

バックグラウンドミュージックはみんなの喋るアラビア語

贅沢なひとときです



今日はまずバスで新市街地まで行き、イヴ・サンローランの庭、

マジョレル庭園に行くことにしました

そして迷いました

乗りたいバスは全然来ないのに、違うバスはどんどん来る

時刻表なんてもちろんないのでとりあえずよく来るバスに乗る

歩いてすぐ分かるでしょと思っていましたが、道が微妙に曲がっていて難しい

極めつけは道を聞いてもなかなか英語が分かる人に当たらないこと

「マジョレル!」は通じますのでフランス語を嗜んでいない場合

とにかく交差点に来る度に何度も聞くのが最善かと思います

その辺をうろうろしている人よりは、カフェの店員さんや工事現場の人に聞くのが安心




なんとかたどり着いたマジョレル庭園は別世界

茶色い壁の奥に青と緑、水と植物の世界が広がっていました

新市街地の排気ガスが嘘のように空気がキレイ

深呼吸


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サバンナのよう


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イヴさんの遺灰の一部がここに撒かれたそうです

彼のコレクションだった北アフリカ美術のコレクションを展示した美術館や

LOVEのポスターを飾ったギャラリー、ミュージアムショップなども充実しています


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モロッコで就職するならここかスパイスティ屋台が良いなと思わせる洗練された空間でした


そして一番驚いたのはイヴさんの妖精に会ったこと

大きな四角い茶色のセルフレーム眼鏡をかけてスーツを洒脱に着こなした、

鼻筋の通った背の高い上品な紳士に「モロッコは気に入りましたか?この庭はどうですか?」

と声をかけられました

「もちろん大好きです。モロッコもお庭もサンローランも」と答えると

「ありがとう。良い旅を」と微笑んで去って行かれました

なんて素敵な方なんだろう!どこかで見たことあるような…

と思ってギャラリーに飾ってあったイヴさんの写真を確認して、やっぱり!

彼の妖精でした

美術館を見たあと辺りを見回して見たけれど、もうお会いすることはできませんでした


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マジョレル庭園と同じ筋にスーパーACIMAがあります

街中でスーパーを探すのはなかなか大変なので、庭園帰りにここによると良い

一見閉店したデパートに見えますが、地下に下りるとちゃんと食料品コーナーが営業しています

どうしても買って帰りたかったアムローをゲット

アムローとはナッツとアルガンオイルとはちみつのクリーム

全てモロッコで手作りされている原料で作られているらしい

ピーナツとアーモンドの2種類がいくつかのメーカーから売られていました

もちろんアーモンドを購入

まだ食べていないので、感想は追々おみやげもの特集にて

他にもハリッサやお茶を買いました

スーパーはちょっと高い印象です




フナ広場まで帰るのがまた一苦労

フナ広場の近くのバス停は大きい上にバス停という標識もベンチもあるのですぐにわかるのですが、

街中のバス停には一切なにもない 標識もない

ただなんとなく道に3〜4人の人が立っている気がするな…というところがあると

そこがバス停だったりそうじゃなかったりします


それでも頑張ってバスを捕まえて一旦ホテルへ

この後はベン・ユーセフ・マドラサに行く予定

でもシャウエンからの熱っぽさとだるさが続いており私は断念

サハラ砂漠へ行く前に治しておきたいのでここは無理せずホテルでお昼寝することにして、

さわこちゃんを見送ります

こういう時、一人でどこでも行ってくれるお友だちはありがたい

旅の友は一人歩きできる人に限ります



アフリカの大地でしばし休息 睡眠

粋の極みですね

これが大正解で、夕方さわこちゃんが戻って来る頃には元気にお腹が空きました

さっそくハリラを飲みに広場に繰り出します


ハリラ屋はフナ広場に2軒あり、今日は昨日と違う方に挑戦

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こちらの方がスプーンが可愛いけれど、味は昨日のお店の勝ち

特にシュバキアの味が違う 今日のはイヤに甘ったる過ぎる

番号を覚えていない上に美味しい方の写真が無いのですが、奥のお店が美味しい方です

(フナ広場のお店には名前があまりなくて、みんな番号で覚えます)


そして悪名高き“いろんなものが売っている屋台”へ

そう、ガイドブックや各種モロッコ本にさんざん書かれているのが

「フナ広場で美味しいお店の見つけ方は、一品を扱っている専門店に行くこと

ケバブもタジンもクスクスも…といったなんでも売っているお店はハズレが多い」

と言うアドバイス

でもまあものは試しということで、なんでも屋でブロシェット(串焼き料理)などをつまむ

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う〜ん、美味しくない!


お口直しにスパイスティを飲みに行く



そして夜のスークを徘徊

レストランの客引きズイーン(?)君がすこぶる感じが良い

あそこの屋台で売ってるのは何ー?とか、パスティーラってどんな食べ物?とか聞いてみると

いろいろ教えてくれます

10時にお店終わるからお喋りしに来て!お茶ご馳走するから!

もうこの店をモロッコでのお家だと思って!

みたいなのがお上手

色々な客引きさんがいますが、相手に特別感を与える人は上手だなと思います

でもまたね〜と断ってさらにスークの奥へ


フラフラしていると、

21才学生のアミーン君がマラケシュでは右側を歩かないと轢かれるよ と教えてくれました

このまま進むとなんにも無い場所に行っちゃうからというので

フナ広場の方向に戻ることにします

お喋りしながら道案内をしてくれるアミーン君


ここで左に曲がるんだよと教えてくれるのですが、明らかに方角が違う

そして曲がり角の先が人っ子一人いない真っ暗闇

丁重にお断りして別れました

こういう声をかけて来る人たちに付いて行ったらどんな世界に行くんでしょう



今度はハーブや石や貝殻や乾物やガラス瓶に入った不思議なものを

たくさん売っている薬局風のお店のレゲエヘアー爆発兄ちゃんに呼び止められます

この人がふわふわっとした面白い人で、

さわこちゃんはシャネルの5番の香りがするチョークみたいなものを買っていました

今夜バルコニーで音楽を聞くパーティーがあるんだけど来ない?

というお誘いは丁重にお断りしておきました


モロッコは男前が非常に多く、大変景色がよろしいです

ただ歯の汚い人が多い

このレゲエの兄ちゃんは本当に歯がぼろぼろで、

それがさらにお店の怪しさを引き立てていて味わい深かったです



夜の〆にさらにスパイスティを飲みに戻る

隣のフランス人のお兄さんとお喋り

とってもいろんな国に行っていて、いかにも旅慣れている風貌

何をしている人か聞いたら写真家でした

良いなー!!!

毎日旅して暮らしているのか尋ねると、

「毎日じゃあないね。1年のうち11ヶ月は旅をして、

1ヶ月は両親に会いにフランスへ帰るんだ」と言われました

なんてこった 私の理想の生活をしている憧れの国の方に会ってしまいました

写真を撮って旅して生活してるなんて羨ましい!と言ったら

「僕はラッキーだったよ」なんて

そんな受け答えもさらりとしていて良い


スパイスティの2杯目にはミントの白い粉末を入れて飲むことも教えてもらいました

これがものすごい香りと味 鼻は通るし掛け値無しに涙がぼろぼろこぼれます

おもしろい!

マラケシュハシシなんて呼ぶそう

確かに次の日も飲まずにはいられなくなりました

スパイスティ屋のお兄ちゃんとも仲良しで、

もちろんフランス語が喋れるので冗談を言い合ったりしていて、熟れていてかっこいい




「コツは毎日同じお店に通うこと。そうしたら1杯5DHのスパイスティが、

何杯飲んでも同じ値段になるんだよ」と秘密を教えてくれました

これがなんて粋なんだ!と思ったので以後、いろんなお店に通ってみると、

異邦人の私たちはどこのお店でも親切にしていただけました


旅の間だけの行きつけのお店を持つ


またひとつ旅の楽しみ方が増えました

そしてお勘定もスマートなお兄さん あまり見えなかったけれど

お兄さんとさわこちゃんと私、一人2〜3杯飲んでスイーツも食べて

10DHぐらいでした




口惜しいです

自分よりもかっこいい人をみると本当に口惜しい

でも実際に旅をして生活している人に会えたのはご縁をかんじます

旅をして放浪しているのではなく、旅をして生活をしている人

そういう生き方をしている人が本当にいるんだ

そんな人に、このタイミングで、ここで出会えたことはすごく良かった

私も自分の人生を自分でつくっていきたい

口惜しいほどに刺激を受けれて嬉しいです






ホテルの部屋で、買って来たイチゴを食べながら考える



明日はサハラ砂漠ツアーを探します




今日遣ったお金 (1DH 約11円)

HOTEL AZHAR 一泊2人で100DH
朝食(チョコラのムスンメンとバナナジュース) 31.5DH
オレンジジュース 4DH
バス2回乗って 8DH
スーパーでお買い物(お茶、ミントティ、アムロー、ハリッサ) 80DH
マジョレル庭園とミュージアム 75DH
イヴ・サンローランの葉書7枚 70DH
マジョレル庭園の石けん2個 50DH
マラケシュ観光名所の葉書2枚 12DH
ハリラ 3.5DH
シュバキア 3DH
ブロシェット屋台 2人で50DH
スパイスティ 5DH
いちご 20DH
水 6DH
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by 96770 | 2013-03-21 00:47 | travel

一休み 『恋する輪廻 オームシャンティオーム』



早速観て来ました

日本インド化計画第一弾『恋する輪廻 オームシャンティ』

主演男優はあのキングオブボリウッドことシャールクカーン!

主演女優は只今カトリーヌ・カイフちゃんと人気を二分する

超人気女優ディーピカーちゃん!


恋と輪廻と復讐の物語です



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やっぱりインドは魅力的な国



リアリティだけが映画の表現じゃない

まるでドキュメンタリーのようなフィクション、感動に打ち震えるストーリー、

不条理な現実を観るものに突きつける映画… そんなのばかりじゃ退屈


ありえなくって、夢みたいにキラキラで、歌って踊って

「映画も人生も、ハッピーじゃなきゃエンドじゃない!」なんて言い切っちゃう

そんなこの映画には、いま映画が失いつつある夢みる魔法の力がありました


どうも人間は現実の世界だけでは生きていけないもののようです


否応なく楽しくさせられちゃって、次の日も思い出してはニヤニヤしちゃう

たまにはそんな映画もいかがですか?




どんなに西洋文化を取り入れようとも、常にどうしてもインドはインドでありつづける

その姿はもはや美しい

男前の概念は早々に覆され、

演技や映像のリアリティ 話のつじつまなんて、もはや関係ない




大切なことを忘れていました



映画館のスクリーンは、何が起きても不思議じゃない

夢を叶えるもうひとつの、別の世界への入り口です







ただしインド映画は中毒性があるのでご注意を!

素敵だなあ!楽しいなあ!
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by 96770 | 2013-03-20 18:40 | シネマテーク

モロッコを食べる 5日目フェズ・マラケシュ


うーん、体が重たくて起きれません

見ているこちらの眼が醒めるほどに目覚めの良い さわこちゃん は早々に起床

ちょっと朝ご飯買って来るね〜と出かけて行きます


しばらくうつらうつら 鍵をまわす音で目が覚める


扉を開けるとなんとお食事屋さんのお姉さんと一緒に帰ってきた さわこちゃん

しぼりたてのオレンジジュースを頼んだら、お姉さんじきじき運んでくれたそう

濃厚なオレンジジュース

飲み終える頃には体中に新しい力が行き渡ります

そして“ピザ”と呼ばれているピザっぽい味付けのクレープのようなパンと

ぽそぽそっとしたパンをいただきました 美味しかったです




それではフェズとお別れ 一路マラケシュへ




最初にコンパートメントで一緒になったのは、

若い男の子、きゃぴきゃぴ美人の女の子、スカーフにきりりとサングラスをかけたお姉さん

この男の子が好青年!

英語が出来るので通訳役を買ってでてくれて、しばしの楽しいお喋りに体調もよくなる


どういう訳かみんなから

すごく若く見えるわねー!って驚かれ、

いくつに見えるの?って聞いてみると

せいぜい25、6にしか見えないわよ!と言われる


てっきり10代に見えてるもんだと思っていたので気を抜いていましたが、

私は22歳です

これまた驚かれてしまいました



愉快な異文化交流でしたがみな次々と降りていってしまい

その後は、お調子者のおっちゃんが乗ってきたり素朴な男の子とお喋りしてみたり



イスラム教の国ってどんなかんじなのか、好奇心とともに若干の不安もありましたが

思っていたよりもオープンな雰囲気で、

見知らぬ男女が喋ることなんてないのかと思っていたのは大きな偏見でした

コンパートメントに男女が一緒になることなんてないのかな、

と思っていたのもとんだ間違い

出会ったばかりの人たちが、女の人も男の人も

大盛り上がりで喋っている様子に見ているこちらも楽しくなるほどでした

近くの人と喋ってみたり、窓の外を眺めたり、眼を閉じてみたり

騙し騙しなんとかこらえて7時間 列車は無事にマラケシュ駅に到着


大きくて近代的な駅

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市内バスでメディナまで行きたかったのですがバス停が分からない

長距離移動で体調も優れない

仕方がないのでタクシーでジャマエルフナ広場の方へ向かいます



ようやくモロッコといえばマラケシュ、マラケシュといえばジャマエルフナにやって来た

日の落ちる前のフナ広場

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観光客もモロッコ人も馬も猿もごっちゃごちゃ!

やっぱり街の喧噪が好き!

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ようやくお腹も元気になりだして、俄然、足にも力がみなぎります

嬉しい!ここは大好きだとすぐにわかります



まずはフナ広場名物オレンジジュース

一杯4DHですが、搾りたてではないのが残念

それでも濃縮還元とは全く別の飲み物

ちゃんと果物を飲んでいる実感があります




一息ついたら安めのホテルが並んでいる細い道で宿探し

入り口からは全く様子がわからないのですが、どのホテルも一歩入れると中庭吹き抜け

タイルや装飾が美しく、はりきってたくさん覗かせてもらいます

一番安くしてくれて かつオーナーのおっちゃんハッサンの感じが良かったHOTEL AZHARに決定

シャワートイレ共同 2人で一泊100DH


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大事なポイントは屋上に洗濯物が干せること

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洗濯と休憩を済ませていざ夜のフナ広場へ!



薫り立つ人々の熱気

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ジャマエルフナは楽しい美味しいうるさい良いかんじです

元気が出て来ます

まずはハリラとシュバキアのお店



豆ってあんまり好きじゃなく、日本で好んで食べることがないのですが、

インドに行ってダール(豆のカレー)が大好きになり

モロッコに来てハリラ(豆のスープ)がやみつきになりました

旅で食の世界も広がります



シュバキアはかりんとうをシロップ漬けにしたようなスウィーツ

ハリラと一緒に食べるのがモロッコ流

食べる前は不思議な光景でしたが、地元のお客さんに味見させてもらうと

これが絶妙のコンビネーション

もうシュバキア無しにはハリラが飲めなくなるのですから

さすがに郷に入れば郷に従えだなと納得

地元風の人で賑わっているお店はおいしいですね

ハリラの美味しさは涙が出るタイプではなく、胸に迫り来る感動はないのに

やっぱりどうしても明日も飲みたくなるおいしさです





続いてタンジーヤ


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壺の中で羊肉をスパイスと煮たものだそうです

ちょっとオイリー

でもパンが合う

隣のご夫婦はなにやら赤いものをつけて食べている

じーっ見つめてそれなに!って指差すと食べてみろって差し出してくれていただきます

どうやらこれが噂のハリッサ

北アフリカの唐辛子ペースト

辛みに旨味と薫りがあってお肉に合う!

おいしいおいしい!と喜んでいたらおっちゃんが注文してくれました

タンジーヤを食べる際はぜひハリッサと共にどうぞ!

オイリーさを打ち破ってくれます




そのあと色々売っているお店でソーセージとパンとソースを食べる

ここは高いし味もまあまあ




締めにスパイスティ

端っこに4軒ほど並んでいるカラフルなのがスパイスティ屋さんたち

なにかの本に「日本では飲めない強烈なスパイスの味」と書いてあるのを読んで以来

憧れていた飲み物です



一口目は強烈、激震

熱いやら濃いやら

全く容赦のない、手加減一切なしのスパイス

でもだんだんアレ?美味しいかも

いやいや美味しい!

モロッコで一番美味しい!

お兄さんもう一杯!

となって来て、

仕舞にはもうスパイスティ無しでは夜を終えられない口になってしまいます

お腹の底から暖まりますし、喉の痛みも刺すようなスパイスの辛みでさっぱり





フナ広場を一通り堪能して、

まだまだ続く大道芸人たちの騒音を聞きながら今日はおやすみ







明日はマラケシュ探訪






今日遣ったお金 (1DH 約11円)

朝食 65DH
ホテルにチップ 5DH
フェズからマラケシュ行き鉄道チケット 195DH
タクシー 2人で20DH
タクシー 2人で30DH
オレンジジュース 4DH
HOTEL AZHAR  2人で100DH
ハリラ 3DH
シュバキア 3DH
タンジーヤ 1人10DH
ソーセージとパン 2人で55DH
スパイスティ 5DH
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by 96770 | 2013-03-19 00:40 | travel

モロッコを食べる 3日目4日目フェズ・シェフシャウエン


朝から順調に早起き

CTMでシェフシャウエンことシャウエンへと向かいます

バスの窓から眺める風景

街中はともすれば寂れたパリの路地裏にいるかのような

ヨーロッパ的退廃感が漂っていましたが、

一歩街を出ると、持て余した大地が広がる

そういえばアフリカにいるのだった


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くるくる変わる景色を眺めながら途中で一度休憩

おばさんが焼いてる何物かが気になって挑戦


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これはムスンメンというモロッコ版クレープ フロマージュ味

クレープよりは分厚くて、デニッシュのよう 層状になっています




途中、バス停に寄ったり

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約4時間でシャウエンに到着

タクシーでメディナへ



メディナに入ると会う人会う人に「スイカホテルか?安いぞ!連れて行くぞ!」

と声をかけられる

そしてスイカホテルの看板は眼につくところにあるものだから

知らず知らずにスイカホテルにたどり着いてしまう

なんだかあまりにもみんなからスイカホテルを勧められるので、

違うホテルを探すことにする



あまり良いホテルが見つからないので先にお昼ご飯

いかにも観光客向けといったレストランの集まる広場にて


さっそくミントティとハリラ(豆のスープ。モロッコのお味噌汁的存在)

さわこちゃんはアボガドミルクとモロカンサラダとオムレツ

パンとデーツとオリーブも出て来ます


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大味だけどまあ悪くはない



いろいろ歩いてHOTEL YASMINAを見つける

清潔感のあるホテル

トイレシャワー共同

150DHを120DHにまけてもらい交渉成立


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洗濯を済ましたら町を散策

憧れの蒼い町シャウエン

確かに青いが白と茶色も幅を効かしています


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メディナを出た丘の上にあるモスクからの風景が良いとすすめられ、登る

ハードでしたが美しい

そして空気が良い


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さて戻ろうかと思った矢先におじいさんから

まあちょっと喋って行きましょうよと声をかけられ

ではちょっと喋りましょうかと腰を落ち着ける



ところがこのおじいさんが困ったもので、

なかなか帰してくれないし、

あの手この手でお家に遊びに来るようお誘いしてくる

爽やかに誘って来るかと思えば、どうして来たくないんだと泣き落とし

さらには日本人は可愛い綺麗だ大好きだ!とほめ殺し


生来おじいさんに弱い私

行かないと言っているのになかなか断れない

さわこちゃんがビシッと拒否してくれて

なんとか暗くなる前に逃げ切りました




暗くなって来て、お腹が空いてきて不思議なおやつに挑戦

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セムリナ粉?

未知との遭遇

世界にはまだまだ知らない味がたくさんありますね





お昼に可愛いおじいちゃんにレストラングラナダが美味しいと教えてもらっていたのですが、

見つけられないので夜もお昼を食べた広場にある適当なレストランへ

サラダモロカンとレモンチキンタジンとミントティをいただきました


後ろの席の兄ちゃんに「ミントティはこの国の最高の飲み物だゼ!」と声をかけられ

しばしお喋り

エクアドルからやってきたフレディー

旅の予定が似ていたので、またマラケシュで会えると良いねと言って別れました



キレイな町なものだからついつい歩いて疲れたな

おじいさんに人気の1日でした








翌日、雨の音で目が覚める

ポンチョをかぶってうろうろ




突然おじさんに何か叫ばれて、ワーワーワー!!!と何か言われる

なにかしてはいけないことでもしてしまったのかと慌ててあたふた

なおも叫び続けるおじさん

怖くなってきて、逃げたらいいのか謝ったらいいのか本当に困って、

たまたま隣を通ったお姉さんを必死で見つめると

小声で「go! go!」といって私たちを促してくれ、しばらく一緒に歩いてくれました

分かれ道まで来るとニコッと微笑んで去って行ったお姉さん

さり気ない気遣いに救われました







どうもシャウエンは観光客向けの飲食店ばかりで

地元の人はどこで外食してるのかと疑問に思っていたのですが

ようやく裏道の小通りに小綺麗な夏の家といった風貌のお茶屋さんを見つけて休憩

ちょっと渋めのミントティが今日の朝食

みんなお茶1杯でだらだらしているので、我々も雨が弱くなるまでゆっくりといただきます


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雨が弱くなったのでホテルをチェックアウトしてレストラングラナダを探します

運良く見つかったグラナダ

入ってみるとなんと

シェフは昨日ここのお店を熱心におすすめしていた可愛いおじいちゃん自身でした

だからあんなに向かいのお店を美味しくないと言っては、しきりにここをすすめていたのね


おじいちゃんはアラビア語とフランス語とスペイン語で話し、

私たちは日本語と英語でお話

全然言葉が通じないのにずっとニコニコお喋りしてアラビア語を教えてくれたり

心底可愛らしいおじいちゃんでした



お店はこんなかんじ

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壁はごちゃごちゃしていて、色遣いが絵の中にいるみたい

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でもクスクスはすこぶる美味しくなくて、

今まで食べたクスクスの中でも堂々の最下位

これ以後モロッコでクスクスを頼むことはありませんでした


それでも許されてしまうのはおじいちゃんの人徳か



おじいちゃんに写真を送る約束をして、唯一知っていたスペイン語

アディオス!アミーゴ!

を爽やかにプレゼントしてお店をあとにしました

そしてCTM乗り場まで歩く



早く着いたのでバス乗り場で雨宿り



日本人かなと思った2人組に話しかけてみると、カナダに住む中国人カップルでした

ふたりともすごく洒落ていて、実は昨日メディナを歩いていたときにも

うわーお洒落な人とすれ違ったねーと友だちとはしゃいでいました

旅先でも溢れる清潔感

かっこいい英語で周りの欧米の旅行者ともサンパに仲良くなっていて

とても素敵なカップルでした




バスに乗り込むと、朝から様子のおかしかった鼻と喉が痛みだし

じわじわとしんどくなってきてダウン

さらに前の席のおっちゃんはケータイでモロッコ演歌的な音楽を

ずーっとリピート再生 しかも一曲が長い上に歌手の女性の高音が耳に痛い

斜め後ろの兄ちゃんも構わず音楽をかけているし、

前の方のお客さんはラジオを聞いている

電車やバスで静かにしないといけないのは日本独自の文化だったのか

インドでも運転手が大音量で音楽を流していたけれど、

モロッコも同様



では小学生の頃からバスでは喋っちゃいけませんなんて教えられている日本人は

なんて窮屈なんだろう こちらの常識はあちらの非常識 逆もまた然り

などと考えながら、次第に熱は上がっていくのでした





バスから見る夕暮れ

モロッコは夕方が一番美しい

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フェズに着くと地面を這ってホテル・デュ・マグレブへ

就寝





明日はモロッコの醍醐味、マラケシュに向かいます






この2日間で遣ったお金 (1DH 約11円)

トイレのチップ 数DH
タクシー 2人で10DH
フェズ行きのバス 70DH
バス停でお菓子を買う 15DH
ムスンメン 5DH
ハリラ 10DH
ミントティ 8DH
HOTEL YASMINA 2人で一泊120DH
謎のおかし 1DH
夜ご飯 (モロカンサラダ、タジン、ミントティ) 50DH
ミントティ 5DH
レストラングラナダ 26DH
マグレブホテル 2人で一泊150DH
チップ 2人で10DH
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by 96770 | 2013-03-18 12:52 | travel