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ああ無情  青い鳥文庫



映画『レ・ミゼラブル』が大人気のようで

まずは原作を読もうと思ったのですが、長い

とりあえず手元にあった青い鳥文庫の『ああ無情』を読んでみることにしました


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さすがに名作

ですがやはり子ども向けに大幅に編集構成されているので、

例えば、

「マリユスはコゼットのところへちょくちょく行くようになり

親しくなったふたりは結婚することになりました」

というような驚愕の簡略ぶり

原作を読んでいなくとも、ふたりの間にはもうちょっとなにかあったんじゃないの?

というようなつっこみどころがあります


これは完全版を読まないと!読みたい!と思わせるということでは、

大人が読んでも意味ある一冊と言えるかも







子どもの頃は青い鳥文庫を読んで腑に落ちていました

でも久しぶりに手に取ると、登場人物の皆さんがやや直情的な印象

子どもでも理解しやすいように感情が喜怒哀楽に丁寧に分けられている



思い返してみると小学生のころは

嬉しい楽しい悲しい怒った、とお腹空いた

ぐらいで感情がまかなえていた私



ところが生まれて20と数年も経つと紆余曲折を経て、

感情の振れ幅が大きくなり

共感できる感情の濃淡も増えたようで

青い鳥文庫ではちょっと物足りなくなっていました



生きていくとそれだけ否応なく経験することが増えるので

その分 喜、怒、哀、楽 の間を移ろう人間の曖昧さを味わえるようになっているなと

最近文学を読むようになって、かんじています

感じ取れなかったことに気づくようになっている

分からなかったことが理解できるようになっている


歳をとるのも面白いものですね
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by 96770 | 2013-02-11 00:34 | 書店

ミッドナイト・イン・パリ



素敵な映画!!



主人公のギルはハリウッドでは売れっ子の脚本家

真夜中にパリを彷徨っていると古い車がやって来て、

誘われるがままに乗り込んだ

車の着いた先はなんと

フィッツジェラルドやヘミングウェイ、ピカソたちが活躍する1920年代のパリだった!


『ミッドナイト・イン・パリ』


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もう冒頭のパリの街並みだけで胸が焦がれる

懐かしい!



なんとも心地よい映画です

上等のマッサージを受けたときの満足感!

終わった後にじわ〜っと包み込んでくれるような

そんな後味を楽しめる映画なんです



ギルが語るパリの素晴らしさ

こんな街他にない!宇宙で一番素敵な街だ!


パリへの愛情が景色に音楽に空気に、溢れています

愛情いっぱいでできている映画は見ているこちらも幸福になりますね





でもただの夢見がちな甘ったるいだけの話ではありません

全編に、

なににつけても本質を見失っている人々への

ウディさんの知的な嫌味がピリッと効いていて

さながらお善哉と塩昆布





映画監督って良い仕事だなあ〜

自分の夢を映画の世界で実現させてしまう

ウディ・アレンやりたい放題!


あなたもひとときの夢の世界へ!
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by 96770 | 2013-02-08 23:11 | シネマテーク

自家製グラノーラ!



これが簡単で、すごく美味しい

新たなマイブームの予感 『自家製グラノーラ』


材料

オートミール 2カップ

クルミ 1/2カップ〜

砂糖 大さじ1

はちみつ 大さじ2〜

塩 ひとつまみ

グレープシードオイル 大さじ1

レーズン 適量

ドライいちじく 適量



作り方

1.オーブンを120度に温めておきます

2.ボールにドライフルーツ以外の材料を入れてよく混ぜます
 
 はちみつは湯煎しておくとさらに混ぜやすいです

 はちみつの量はお好みで。この時点で味見をして美味しかったら大丈夫

3.天板にオーブンシートを敷き、2を広げます

4.120度で50分焼き上げます

 途中10分ごとに、焼きムラがなくなるようかき混ぜます

5.焼きすぎると苦くなるので様子を見つつ、完成!

 ドライフルーツを混ぜ入れて冷まします


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さらに、りんごをオーブンでセミドライにして合わせるとなお美味しい!

材料

りんご 2玉


作り方

1.りんごを好みの形に薄く切ります

2.シリアルを焼いていたオーブンシートに今度はりんごを並べます


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3.120度で10分焼いたら湯気を逃がすためにオーブンを開け、また10分焼いて…

 を繰り返します

4.程よくドライになったら完成!

 しんなりしているよりは、パリッとしている方が好みです


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そのまま食べるとクルミの香ばしさとオーツ麦の旨味が沁みます

ただし口の水分が持って行かれるので要注意


ミルクをかけて、バナナのスライスを入れて食べても美味
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by 96770 | 2013-02-05 12:37 | 食堂

昼下がり、ローマの恋



二本立ての映画館にて一本目

遅れて入ったので最初の方を見逃してしまいました



イタリアを舞台にしたオムニバス

1話目

立ち退きを拒否する老夫婦を説得するため田舎町へやって来た若弁護士さんの

恋と成長の物語

2話目

熟年ニュースキャスターの一度限りの情事のお相手は、

実は有名なストーカーで精神病患者

一度の過ちが、どんどん人生を狂わせていく物語

3話目

ロバート・デ・ニーロが演じる老紳士が、

モニカ・ベルッチ演じる友人の娘に恋する話!


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イタリア人もアメリカ人も、老若男女顔の醜美の如何を問わず

血気盛んでちょっと暑苦しい映画でした



2話目のニュースキャスターのおじさんは、根がひょうきんだったから

救いがあったものの、とんだ災難

一方3話目のロバート・デ・ニーロには夢観させ過ぎでしょ

後はもう死ぬだけだなあと思っていたところに、

年をとってさらに迫力ボディに色気むんむんのモニカ・ベルッチとお相手できて

しかも愛の逃避行の末、こどもまで出来てしまう!

そして人生なにが起こるかわかんないね〜捨てたもんじゃないね〜

という趣旨の手紙を彼女の父宛に送って映画は終わり



ほんとデニーロ良かったねえ〜という映画
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by 96770 | 2013-02-02 11:43 | シネマテーク

アリス


ウディ・アレン監督 『アリス』 観ました!

NYに住むアリスはお金持ちの旦那さん、可愛いふたりの子どもに囲まれて

贅沢かつなに不自由ない生活を送っていた

ある日背中に謎の痛み

友人知人たちから勧められるままにドクターヤンという鍼灸師を訪ねる

彼の処方する不思議な“ハーブ”の力で、アリスは自分の生活や

なにか満たされていなかった自分と向き合うことになってゆく…


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ウディさんやるなあ!

これはなかなかシャレた映画でした



漠然と、なにかがなぜか満たされない

なにか他にやりたいことがあるはずなのに、なにをしたらいいのかわからない

そんな方々へのウディさん的回答です

人生に求めるものや幸せの形はひとそれぞれなので、

アリスの幸せがみんなに当てはまる訳ではないです






なにがよかったかと言うと、

誰もが抱えてしまいやすい普遍的な欠乏感という、かなり現実的な問題に対して

魔法のような非現実的な力で変化のきっかけを与えるところ

現実的な問題に、現実的な方法で解決策を提案するハウトゥ本が多いでしょ?

大胆にファンタジーを取り入れてしまうのが軽快

ハーブの効果もありえないことばかりでセンスが良いです



誰かがなにかに書いていた言葉、

「人間は物語がないと生きていけない生き物なのだ」

を思い出しました

言葉ができた太古の時代から人間はいつも物語を作っていたそうです






画面もお洒落な映画でした

ヤン先生の催眠術をかける道具とか、お部屋のかんじ

アリスのファッションなどなど、色合いもキレイ



ドクターヤンの“阿片窟”行きたいなあ!
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by 96770 | 2013-02-01 22:43 | シネマテーク