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Cornershop



6am Jullandar Shere




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by 96770 | 2012-10-30 21:15 | youtube

マネーボール



野球好きの父と一緒に鑑賞

野球が好きな人にはおすすめ

そうじゃない人は野球好きの人と観るのがおすすめ

これは野球界に革命をもたらした実在のジェネラルマネージャー、

ビリー・ビーンの話

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どんな世界でも、"初めの一人"になるということは大変ですね

だからこそ価値がある



ビリーを演じるのがブラピ

彼がこの物語の主人公

ですが、この人無しに主人公は生まれなかった

それがピーター

ピーターは経済学部出身、野球未経験の分析家

球界の常識を得意の計算と分析で覆します

そんな彼を引き抜いて、彼の理論を信んじ、

周囲の猛反対を押し切り強行軍で実行したのがビリー

映画を観るまではてっきりビリーが新たな理論を生み出した、

革命児なのかと思っていました

彼の素晴らしいところは新しいものを考え出すことではなく、

前例の無い誰もが反対するものに"賭けた"ところでしょう

そしてそうできる役職にいたということ

チームメンバー構成のトップという役職にいながら、

自分の首を賭けて挑戦するというのは実際なかなか難しいことだと思う



何にしても、常識を覆す新しいことを起こすには

それを考えだす人と実行に移す力のある人が必要なのですね

"新しいことを考えだす"能力が魅力的に見えがちですが、

それを押し進める人も同様に素晴らしいということに

気づかされました
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by 96770 | 2012-10-30 19:55 | シネマテーク

人生、ここにあり!


人生ここにありました!

とても心に残る映画です

1978年 イタリアでは「自由こそ治療だ」という考えのもと、

精神病棟が廃止され、精神病の患者たちも社会に出ることになる。

1983年、熱血過ぎるあまり労働組合を追い出されたネッロは、

元精神病患者たちの労働組合に移動させられる。

これはネッロと、個性有り余る組合員たちの物語


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切手貼りのような簡単な仕事もまともにできないと思われていた、

元精神病患者のみんなは、実はそうじゃなかった

自分の持ち味を生かして働けるようになったとき、

人から必要とされ、自分たちにしか出来ない仕事ができるようになる

みんなに持ち味を生かせる場を見つけたネッロは素晴らしいし、

彼自身の変化も良い



もともとは組合を追い出されたネッロも、

無くてはならない、自分の仕事を見つけられ、

組合員のみんなもそれぞれが持ち味を巧く生かしていく

そういうものをなにか見つけられるというのは

人生の一番の幸せかも










これが、実話をもとにした映画というところが

人生に希望を持てます

誰にでも、どこかに自分の取り分が用意されているのかも

と、信じる気持ちの湧く映画です







一見重そうなテーマで、泣けちゃうけれど

暑苦しくなく、押しつけも無くさらっとしていて

至ってコミカルです
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by 96770 | 2012-10-27 22:12 | シネマテーク

イエスマン!!!



ジムキャリーが怖い

お友だちからおすすめされていたものの、

なかなか見る気になれなかった『イエスマン』

思い切って観て見ると…


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見事にハマってしまいました!これは面白い!

もう6回は観たかと

ジムキャリー良いじゃない!

特典映像を観たらさらに好きになること間違い無し

久しぶりにこんなに笑える映画を観ました

それも嫌味のない爽快な笑い

6回観ても同じシーンで笑ってしまいます



人生に退屈していた主人公が、

ある出来事をきっかけに全てにYES!!と答えるようにすることから

始まる変化はとっても興味深く、

思わず私もYES MAN実践中

でも、この映画を特別魅力的にしていたのは

個性豊かな脇役陣

YESセミナーを教えてくれた友人の顔

空気の読めない陽気な上司ノーム

自由に生きるアリソン





ノームみたいに、周りから冷たい目で見られても

陽気に自分の世界で生きて行けるのも良い

アリソンみたいに楽しく生きるのも良い





アリソンの素敵な言葉をご紹介



この世は遊び場よ

子どものときは知ってたのにみんな忘れちゃう




アリソンはジョギングフォトサークルやバンドをしている

ジムキャリーから「他には何してるの?」と聞かれ

「なんでも!やりたいことよ。絵を描いたり

ボランティアしたり」

なんて素敵な生き方なんでしょう!






人生が楽しくなる映画です!
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by 96770 | 2012-10-26 20:22 | シネマテーク

India



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by 96770 | 2012-10-23 22:43 | ギャラリー

THE BURNING HOUSE



「もしもお家が火事になったら

あなたはなにを持って逃げますか?」


この問いかけから始まったブログ

the burning house
http://theburninghouse.com/

これがとっても素敵!

世界中の人たちが"火事になったら持ち出すもの"の写真を投稿

その人の年齢や職業とともに掲載されています

持ち物も、その見せ方も文字通りみんな違ってみんな良い

写真の撮り方もそれぞれで、勉強になります

見知らぬ人の大切なものを覗き見できるいい機会




火事になったときに持ち出すものという視点で

お部屋の中を見回してみると

大切なものってあんまりないかも

思い出系か高額系か

あなたならなにを持って逃げますか?




私はこんなかんじ!


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ルルちゃん

パスポート

IL BISONTEのお財布

iphone

patagoniaのリュックサック






そしてそのまま空港へ行き、

憧れのアレをします




「次に乗れる飛行機のチケットをお願い!」




世界無計画旅行へ
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by 96770 | 2012-10-22 23:50 | ギャラリー

深夜超特急 あとがき



帰国

なかなか日本に体が馴染みません

頭の中はずーっとインド

"インド病診断テスト"に因ると

インド病病原体レベル

他の人にも感染させる危険があるそうです




インドについて調べる毎日

その中で思わぬ人と再会しました

リシュケシュ 宝石 詐欺 サニー

などのキーワードで検索していると、

なんとネパールで、

サニーというインド人に騙された日本人の方のブログが!!!

そこに載せてある写真を見ると、

我々がリシュケシュで出会ったサニーの顔があるではありませんか!

サニーはネパールでも仕事をしていると言っていましたし

そこに書かれている宝石の話は

私たちがリシュケシュで聞いたこととそっくり

パスポートのコピーを見せられたところも同じ!

こんなこともあるんですね

無事でよかったです

ちなみに、日本に行ったら連絡するね

と言っていたジュエルくんから連絡はありませんでした

教えてくれていた連絡先も間違っていました

ちょっと残念だけど、今では良い思い出です









それでは、また次の旅で
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by 96770 | 2012-10-21 21:20 | travel

深夜超特急 インド・コルカタ後編



今日がインド最終日

荷物をまとめてタクシーへ

マザーテレサの家に向かいます



マザーテレサの施設は2つあるようです

私たちが着いたのは子どもの家

中に入ってみたものの

どうしてよいか分からずうろうろしていると、

優しいシスターが気づいてくれて案内してくれました



そこで暮らしているのは捨てられた子たちばかり

体の不自由な子や耳の聞こえない子、まだ生後数ヶ月の赤ちゃん



失礼ながら驚いたのは、

とても清潔で明るく朗らかな空気に溢れていたこと

暗い寂しいところだったらどうしようか

少し心配していたのですが

そんな必要は全くありませんでした

でも、一歩外に出ると

足の無い物乞いの人や、路上に倒れている人たちがいる

全てを一度に善くすることはできないから

自分の出来る範囲で出来ることをすることは

必要だとかんじました






そこから歩いてカーンさんのお店へ向かいます

途中、四国で働いていたというインド人のおじいちゃんが

道案内をしてくれました

しばらくして別れましたが、どうやら道が間違っていたよう

でもお陰様で、何かの本で読んで以来ずっと憧れていた

"素焼きのカップでチャイを飲んで飲み終わったら割る"

が、できました

感無量

土の味がしつつも、

スパイスとジンジャーが効いていて美味しかったです




ようやくカーンさんのお店に到着

出発までお店の二階に荷物を置かせてもらいました

お友だちはお香を買いに、カーンさんの別のお店へ

その間私はカーンさんの術中にはまり、

がっちり買いましょうになりました

ルンギー2枚

クルタ1枚

紅茶

なんて話が上手なんでしょう

日本に帰ったらもう買えないよ

お金が一番ではないし、

死んでしまえば全て終わりだよなんて言われると弱い



それからジュエルくんの話になりました

実は昨日の夜、リシュケシュであったことを聞いてもらいました

そしてカーンさんは一晩考えてくれていたそうで、

やっぱりお金はあげなくてよかったと言われました

お金を欲しいと言われた話だけだったら、

僕は12歳のときに本当にお金がなくて

食べることもできなかったことがあるから、

人は1000ルピーで困ることがあるよ

お金を欲しいと言う辛さや恥ずかしさはよく分かる

もしも、よくしてもらったと思うならお金あげたって良いじゃない

友だちかどうかというのは別にして、

1000ルピーぐらいって思うなら

あげてもよかったと思うよ

ただ宝石の話があったから、その子がおかしいね

そういう商売をしている人が1000ルピーで困ることはないよ

宝石も預からなくてよかったと思うよ

と言われました



カーンさんとお話できて、少しすっきりしました

感謝を示すのにお金をあげるということに

言い知れぬ抵抗をかんじていましたが、

それも感謝を示す方法のひとつだと考えられるようになりました

自分が"お金"に囚われていることを身に沁みてかんじました





お昼ご飯はカーンさんのお店の男の子に

ビーフビリヤニを買って来てもらいました

箱を開けると、山盛りの黄色いお米

まるごとのじゃがいもが真ん中に鎮座し

その影にお肉の塊が見えます

あまりに素っ気無いルックス

ところがこれ、かなりの実力者

能ある鷹は爪を隠すタイプ

一口食べると至福!美味しい

ただの黄色いお米と思いきや、スパイスの味が色とりどり

一口噛むごとに口に旨味が広がります

インドの細長いお米はこのために存在していたのですね

忘れられないコルカタの味です




コルカタには大きなバザールがあります

雨のにおいと鶏のにおいを嗅ぎながら

迷路のようなバザールを進みます

籠に入れられた鶏の横には血の滴る包丁

紅茶の量り売り

無造作に並べられた色鮮やかな野菜

地元の人になった気分でお買い物

そのあとまたカーンさんのところに行き、

馴れ初め話を聞きつつクルフィを食べました

昨日出会ったアミと濃いめの兄さんとサモくんも

お店に来てくれ、

みんなにお別れの挨拶をしてメトロに向かいました

アミの

「ほな、また難波で会おな!」

という声が懐かしいです




メトロに乗ると周りのおっちゃんやお兄さんたちが

どこに行くんだとみんな心配してくれます

駅に着くまでの間

ここじゃないよとか、あと何駅だよと教えてくれます

インドのこういうところが好きです




無事に目的の駅に着き、目指すはジャヤさん宅

道に迷いながらも到着し、

ジャヤさんにこれまでの冒険をお話しました

全然連絡していなかったので心配してくれていたそうです

それからインドのお菓子をお土産に買いに行きました

そしてジャヤさん特製のフィッシュカレーとお野菜のカレー

ダールとご飯をいただきました

ジャヤさんに

プリー、ジャイサルメール、ジョードプル、

ダージリン、ゴア、カンニャクマリ

たくさんおすすめの地を教えてもらいました

インド必ずまた戻って来ます!



タクシーを呼んでもらい、お別れです

日本に来るときはまた会いましょう!

インドに行くときはまた連絡します!

さようなら!



タクシーは空港へ

猥雑な街中を過ぎ、荒廃した未来都市のような道を進みます



お友だちとこの16日間を振り返ります

まずは突然誘ったのに、

こんなところまでついて来てくれたお友だちにありがとう

それに一人旅だったらジャイプール辺りで、

行方不明になっていたかもしれません

たくさんの人と出会った旅でした

少しタイミングが違うとまた全く違う旅になったでしょう

普段意識することもなく過ぎて行く毎日ですが

ここでは

ぎりぎりの瞬間と一瞬の気持ちと選択で、

人生がグルグルと回転していることをかんじられる

旅って良いものですね



良いことも悪いことも全て含めて、

思い返せば本当に楽しいことばかり




「帰りたくないよー!」と言う私に、

「インドすごく合ってたよ、残れば?

引き止めないよ、私は帰るけどね」とお友だち



勇気がでないので帰国することにします

近いうちのインド進出を目指して、今日はお別れ!

サヨナラ、インド!ありがとう!
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by 96770 | 2012-10-20 21:44 | travel

深夜超特急 インド・コルカタ前編



コルカタへ向かうラジダニエキスプレス

6人掛けのボックスシートのメンバーは

おばあさんお母さんお父さん小さな男の子の一家と

お友だちと私



スナックタイムのあと、

男の子が眠たいとか、お父さんも横になりたいとか

あまり言葉が通じずよくわからず

夜ご飯はまだだけど、

人とか関わり合いたい気持ちがあまりない

とにかくお友だちと私は

早々に素直に3段ベットの一番上へ上がることになる

前日夜行バスでほとんど眠れず疲れていたので

いっそこのまま寝てしまおう

夜ご飯の時間に声をかけられたような

返事をする気力もない

そのまま眠りに眠り、

起きたら朝の9時

15時間経過していました

お父さんがどうしたんだ病気なのかと心配してくれた




ハウラー橋を歩いて渡り、タクシーに乗って

安宿街サダルストリートへ

コルカタはサイクルもオートもリキシャがあまりいない

さてどこに泊まろうかとぶらぶらしていると

「自分らなにしてんのー?ホテル探してるん?」

という関西弁が!

彼は大阪で働いているインド人、アミ

「いま休暇でなあ、こっち帰ってきてんねん。

でも暇やろ、ホテル探してるんやったら手伝ったるわ。」

ということでホテル探しを手伝ってもらう

「自分保険入ってるん?入ってへんの?

俺AIU保険入ってるで

日本おったら体が日本に慣れるやろ、そやからインド人やけど

インド帰って来たら下痢なんねん

今デング熱とマラリア流行ってるし

保険入ってへんかったら治療費高いやろ

2、3000円で安心買えるんやったら安いもんやで」

お、面白い!

こんなところでコテコテの大阪弁が聞けるとは

郷愁を誘います

日本人と結婚し、もう子どももいるそう

朝家出るときは子どもまだ寝ててな、

帰って来る時間にはもう寝てんねん

日本の家族とコルカタに住む両親、兄弟を養っているそうで

大変だねーというと

なんでやねん、当たり前やん、オレ長男やし

って




そしてホテルを何軒か周りますがこれというのがない

「ここ、友だちの店やしちょっと休んで行こか」

ということで二畳ほどのスペースのお店でお喋り

どこからともなく人が集まって来る

「ここらへんみんな俺の友だちやし安心して。

この辺のことやったらなんでも聞いてや」

そのうちの一人を指差し、

「そいつ、なんでも知ってるし、ガイドみたいなやつやから」

と紹介してくれる

ガタイの良い濃いめのお兄さん

アミの甥っ子のサモくん

2人がホテル探しを手伝ってくれることに

お湯も水も出ないホテルや

廊下が青空のホテル

階段で7階ほど上がったり

でもこれが良いというのがありません

残念ですがお断りして2人で探そうか、というと

僕の尊敬している伯父さんが日本で仕事をしていたから

日本語も話せるし、いつも困った日本人を助けてる

きっと力を貸してくれると思うから、ぜひ彼を紹介させてくれ

というもんですから、とりあえずついて行ってみる




お友だちはサモくんとお喋り

私は濃いめのお兄さんとお喋り




僕は今リアルラブを探しているんだ

ほお

君は彼氏はいるのかい?

いるよ(本当はいないけどね)

そうか、でもそれはリアルラブじゃあない

君の彼氏は君の心ではなく体目当てだよ

君はまだ若いからリアルラブを分かっていない

リアルラブに出会っても気づけないんだ

たとえ君と僕がリアルラブであってもね

ほお

こういう話をするとみんな笑うけれど、

愛というのは大切なものなんだ

人間は食べ物だけで生きて行ける訳じゃない

愛と性は必要で、それはとても自然なことなんだよ

ほお、まあそうかもねえ

僕はカジュラホで愛と性について1年間学んできたんだ

*カジュラホは男女交歓図(つまりヤラしい彫刻)で飾られた寺院が有名なところ

えー!1年も!そんなのあるんだ!面白いね

僕が君に愛と性について教えてあげるよ

ハハハ、考えとくよ…

今は僕たちは知り合ったばかりだ

でも今日僕はインドを案内する

僕が日本に行くときは日本を案内してくれ

インドで行きたいところがあったら一緒に行こう

そうしてお互いのことがよく解ったら、

そうしたら、結婚しよう

えー!?ハハハ、maybe maybe!!




なんてことを延々とお喋りしていました

真っ昼間からみんな元気

ただでさえ顔が濃いのに、

真剣な顔でお話されるとオリエンタルな迫力があります




ようやく伯父さんのやっているお店へ

伯父さんの名前はカーンさん

日本人の奥さんがいて、日本の永住者で、

日本とインドで輸入関係のお仕事をしていたのだけれど

長年の夢だった無料の学校を故郷の村に建てるため

コルカタに戻って来たそうです



チャイをいただいて、ホテルのことを相談する

予算オーバーだったけれど、

カーンさんのゲストハウスに泊まることになりました

送ってくれる方を待っている間、

カーンさんは自分の生い立ちを話してくれました



カーンさんはコルカタ近くの村に生まれました

お家は貧しく、お母さんが働いて学校に通わせてくれていましたが

食べれるか食べれないかの毎日

チャパティも食べれない日があったけど、

チャイだけは毎日お母さんがいれてくれた



ところがある日チャイに入れる砂糖が買えなくなる

カーン少年はどうしても砂糖を入れたくて

砂糖の代わりに塩を入れて飲んだ

そうしたら全然美味しくなくて、

お腹も壊して

もうダメだな、学校には行けないと思った



そして11歳でコルカタに出て働くことにする

下働きでもなんでもやった

それでも喰うや喰わずや

12歳のときは本当に食べることができなかったそう

それでもお金が入ると晩ご飯にするか映画を観るか、

結局映画を選んで夜ご飯は食べれなかった

映画で人生のことたくさん学んだよって言っていました



自分が学校に行っていないのが恥ずかしくて

たくさん本を読んで勉強した

それでも大学を出たと、悔しながら嘘をつくこともあった



日本で働いたときは職場に

インド人であることを馬鹿にする人がいた

「ほら、これがリンゴだ、インドにはないだろ」

と言って笑われたり、

使いっ走りにされたり



それでもビジネス頑張って今はコルカタに3軒のお店と

工場を持っているよ

日本にも一軒家がある

故郷の村に無料の学校を建てるために働いたんだ

あともう少しここで稼いだらお店は全部譲って

学校を建てるよ

それができたらもう死んでも悔いはないね










その後ゲストハウスにチェックインし、

久しぶりにシャワーを浴びて

また、カーンさんのお店に戻りました




カーンさんがいなかったのでお店の二階でお喋りしていると、

イスラム風ファッションの男の人がカーンさんに会いに来ました

2人で話していると、突然声をかけられる

日本語ぺらぺら!

スイマセン、私日本語解ります

私たちの話しているの全部聞こえてました?

はい、全部聞こえてました



彼は日本で働いているインド人のサノさん28歳

学校を卒業したら、世界に出よう

英語はもう話せるからアメリカに行くのじゃ面白くない

日本はアジアのNo.1だから一度見てみよう

と日本にやってきたら、日本人英語全然できないねえと

びっくりしたそう

でも挑戦することが好きだというサノさん

そこから日本語を勉強して

今では日本歴8年

大手企業で働いてらっしゃいます

日本は好き?と尋ねると、

好きじゃなかったら8年もいないね

それに私は恵まれていました

日本の人たちに親切にしてもらいました

そしてカーンさんにはとてもお世話になりました

だからカーンさんが学校を建てると聞いてお手伝いをしたいと

思ったのですが、お金は受け取らないと言われましたので

今回ここでお買い物をすることで彼の夢の手伝いをしたいと

思ってやって来たのです




サノさんはカーンさんのことを本当に慕っているようです

お金を寄付するのではなく、

お店でお買い物をすることで夢のお手伝いをする

素敵な方法です

サノさんは28歳とは思えない

落ち着いていてしっかりと自分の考えを持った方でした




会社の人のお土産はいつもここで買ってる

ここはちょっと高いかもしれないけど、良いものを置いてるから

安いものをたくさんかってみんなに配るというのは好きじゃないよ

せっかくプレゼントするのなら気に入ってもらえて、

ずっと使えるものや良いものをあげたい

だから部長と毎年職場の5人づつに交代でお土産を買っているんだ




生きる意味を理解していない人が多いよね、とサノさん

サノさんの生きる意味はなに?



それはもちろん人を幸せにすることだよ

周りの人を幸せにできないで、どうして自分が幸せになれるの

人が幸せなのを見ると、自分はもっと幸せと感じるよ

出会った人にはまた会いたいと思ってもらえる自分でいたいよ



すごくきっぱりとしているのです

発言が本人に上擦っていない

それからお母さんについて



僕はお母さんをとても大切に思っている

お母さんがいなかったら僕のこの人生はなかったのだから

お母さんのためにお金を使いたい

例えば東京で一回居酒屋に行くと3000円はするでしょ

それを3回くらい我慢すればインドで素敵なプレゼントが買えるよ

目が閉じてしまえばもうなにもしてあげることはできないのだから

自分だって目が閉じてしまえばお金を貯めていても使えないからね



死んでしまうことを"目が閉じてしまうと"と言う

繊細な表現力

(ちなみにお父さんは?と聞くともちろんお父さんも大切だよ

とは言っていましたが、お母さんには敵わないよう)

色々なお話ができました



しばらくしてカーンさんが戻ってくると、

インド人2人、日本人2人

異郷の地で日本語でお喋り



それからお店に男の子にカーンさんおすすめ

チキンエッグロール

を買って来てもらって食べました

これはプーリー(チャパティを揚げたもの)に

目玉焼きを敷いて野菜をのせて

タンドリーチキンをのせてからクルッと巻いたもの



美味しい!!!!!



ここに来てようやく

インドで初めて心の底から美味しいものを食べました

さすがに美味しいものを知ってらっしゃる

インドで食べ物屋さんを教えてもらうときは、

ちょっとリッチな人に聞いた方が正解



そういえばコルカタを見ていなかったねと思い出し、

お友だちと2人でぶらぶら

インド版OPAのようなところに入ると、

どこを見てもサリーサリーサリー

ビル中サリー

そして店員さんはチャイを飲んでる

OPAにチャイの配達が来る

インドっていいものですね





またまたカーンさんのお店へ

お店を閉めて一緒に帰ります

ちょうどそのときまたも日本語ぺらぺらのインド人が現れる

カーンさんの古くからの友人で、

カジュラホで日本人向けのガイドをしているそう

お客さんからは変態ガイドさんと呼ばれているらしく

名前に相応しくド変態

マサラ食べてるからね〜♪

と言ってはずっと下ネタ

それがあっけらかーんとしていてイヤラシくなく

むしろそこには爽やかな一陣の風が




カーンさんと変態ガイドさん

それにカーンさんのお店の従業員数名

夜道でわいわいお話し

インドの男の人はローカルにお友だちがたくさんいて

すぐに人が集まって来ては紹介してくれる

みんな仲良しでお喋りして楽しそう

インドで印象に残っている、お気に入りの光景のひとつです









次回はいよいよインド最終日

インド・コルカタ後編
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by 96770 | 2012-10-18 22:15 | travel

深夜超特急 インド・ニューデリー再び②


日が昇り、眠たい目を擦り、バナナを食べながら

ニューデリーの繁華街コンノートプレイスを目指す

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次々と現れる客引きさんにバザールへ連れて行ってもらい、

あらかたお買い物が済んだところで

当てもなくぶらぶら

気がつくと、革靴にパーマに金髪メッシュのイケイケ兄ちゃんが

一緒に歩いています


突然見知らぬ外国人に

さ、次はどこ行く?

なんて声をかけれるインド人のさり気なさときさくな性格には

思わず感心してしまいます

あんまり気安く信用しないようにと冷たく接していても

一切気にすることがない図太さもすごい

撒いてしまおうと30、40分お店に入ってお買い物

いなくなっただろうとお店を出てみると

チャイを飲んで待ってたとにこやかに現れる気の長さもすごい

仕事しなくて大丈夫なの?と尋ねると、

話している方が楽しいじゃない?

なんて言ってしまう自由さは羨ましいかぎりです



彼はリキシャの運転手で名前はロッキー

夢はwestern girlと結婚すること

じゃあ日本人より西洋人に声をかけたら?

僕のwestern は not india ってことだから、日本人もOKだよ!

なんて

でもしっかりしているところもあって

インド人はみんな騙してくるよと言うと

"みんな"とは言えないよね

どこの国でも騙す人がいればそうでない人もいる

国籍で一括りにはできないよ

と。まったく正しい




2時間ほど一緒に歩いて喋って喉が渇いたので

お店に連れて行ってもらうことに

リムカというレモン味の炭酸飲料を飲む

冷蔵庫から出て来たのに生温いのはインドマジック



ロッキーは昔はリッチじゃなかったけれど

今は頑張ってリッチになったんだって

来年は1ヶ月ヨーロッパ巡りをするそう

そんな話をしたり、暫し楽しい時間を過ごす




でもご馳走するよ、という申し出はお断り

それでもパッとお会計を済ますロッキー

どうしてそんなにご馳走してほしくないんだと聞かれたので

親切にしてもらって後でなにか頼まれたりお金を要求されたら

悲しいからと、伝えました

するとロッキーは

僕は君たちからなにか盗ろうと思っていない

ただ話しができて楽しかっただけ

いま僕にはお金がある、だから払う

もしもデリーで困ったらなんでも言ってくれ

その代わり僕が無一文になったら、そのときは助けてくれ

OK?

と言いました

夜ご飯もお誘いされたけれど鉄道の時間があるためお断りし、

途中まで送ってもらいホテルまでの近道も教えてもらい、

名刺をもらい日本に来るときは案内する約束をして別れました




結局ロッキーは爽やかなイイヤツでした

旅先で親切にしてもらうと

その街まで素敵な街に思えてしまうものですね

日本に帰っても覚えていたい気持ちです








荷物を背負ってラジダニエキスプレスに乗り込む

初めて来たときは渡れなかった駅前の道路も

今ではさらりと渡れてしまいます

いよいよ旅も終焉

列車は再びコルカタへ







次回はインド・コルカタ前編
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by 96770 | 2012-10-17 00:39 | travel