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腕利きスパイがアルツハイマーになったら『ぼくを忘れたスパイ』


競馬狂のチャーリーは、お金目当てで認知症の父を引き取った矢先、

次々と奇怪な出来事に襲われる。

尾行、襲撃、自宅爆破…

しかし危険が迫る度、普段のアルツハイマーの気配をお首にも出さず

鮮やかに切り抜ける父

果たして父は安物家電の販売員ではなかったのか?

もしかしてスパイだった…?


『ぼくを忘れたスパイ』

キース・トムスン


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通勤通学の車内読書にピッタリ!

テンポよく進むストーリーはハリウッドアクション映画の良作調で、

読書してるというよりは、映画を観ているみたい



本を読みたいけど、電車で小難しい本はちょっと。

心揺さぶる名作を読むにはもったいない。

そんなとき、こういう爽快で、どんどん進んで行く本は良い。



ただ登場人物がすぐに変装したり、裏切ったりするから

話に着いて行くのは難しい
by 96770 | 2014-02-23 23:29 | 書店
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