雑誌の泣ける映画特集を立ち読み
久々に泣いてみようかと思い、オススメの一本『バーディ』を借りてみた ベトナム戦争で精神を蝕まれ一言も喋らなくなってしまった"バーディ" 医者の計らいで、旧友のアルがバーディの元へ呼ばれる 自身も戦争で顔と心に傷を負ったアルだが、バーディの病を治すため 口をきかない彼に2人の過去の思い出を語り始める 『バーディ』 一体この映画のどの辺りが泣けるのだろう 特別面白くないという訳ではないが、"泣ける映画"とか、"バーディの純粋な心が…"、 というフレーズでオススメする映画ではないと思う バーディは小さな頃から鳥が大好き 夢は鳥のように自由に羽ばたくこと、そして自分も鳥になること 始めはアルと一緒に鳩を捕まえたり、 自作の羽を着けて飛ぼうとしたり楽しそう その辺りまでは良いのだが、 可愛いメスの小鳥を飼い始めると部屋に閉じこもりがちになり、 鳥小屋の中で裸になって小鳥と寝ている辺りから怪しくなってくる さかなくんやスティーブ・ジョブズみたいに何か1つのことにめり込むタイプの人って すごいなあ〜と感心もするし尊敬もするけれど バーディは、あんまりなりたいタイプではありませんでした あまりにも鳥になり過ぎていて、 人間で無くなり過ぎてしまっているからだろうか バーディの姿を"あまりに純粋過ぎる故に"とは感じませんでした すごく我の強い人だと思う 人間である部分と人間社会では生きにくい部分を併せ持っていて、 2つの世界を揺れ動いている人の方が純粋だと感じました アルは必死にバーディを精神病棟から脱出させようと頑張るけれど、 バーディは1人で鳥として塀の中で暮らしていても そんなに不自由そうには見えない ラスト、どうなったのでしょう バーディは鳥の世界から人間の世界に戻って来たのか、 それともアルの頭がおかしくなってしまったのか、 難しいところです ところでアルを演じるのは若かりし頃のニコラス・ケイジ ヒゲが青くて濃い、苦手な顔が 初めて味のある男前に見えてびっくり 思いの外、脚がスラッと長いので、 細身の軍パンにブーツにTシャツの着こなしがサラッと素敵で真似したい この映画のニコラス・ケイジは性格も良いヤツでカッコいい どうしてバーディと無二の友人なのだろうか
by 96770
| 2013-11-05 20:00
| シネマテーク
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