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トルコと人と 5日目イスタンブール・ツリーオブライフの夜

イスタンブールの宿、ツリーオブライフの夜は

「ラク買いに行く?」という声から始まります



ラクというのはトルコ名物のお酒

透明なのに、水で割ると白く濁る

通称ライオンのミルク

独特の香りと毒っけのある化学薬品のような味が美味



みんなで輪になって、諸々お酒を嗜みつつダハブゲーム



ダハブゲームとは、

まずトランプのKINGとそれ以外のカードを適当な割合でくり、各自1枚づつ配ります

各々自分の持ち手のカードだけをこっそり確認

そしてお喋りスタート

KINGカードを持つ人は、KINGとバレたら負け

それ以外のカードを持つ平民さんは誰がKINGなのかを当てると勝ち

お喋りしながら騙し合い、化かし合い、カマをかけ合う

そんなゲームです


これがなかなかの頭脳戦

さすが数多の修羅場を潜り抜けてきたバックパッカーの皆さんお上手

細かい言い回し、視線、前回のゲームとの振る舞いの違いなどなど

様々な要素を考慮して巧く逃げたり捕まえたり


人間が真剣に嘘をつく様をまじまじと見れて楽しいゲームでした





それにしてもお酒というのは良いものですね

これがお酒の力か!とわかりました

久々に本当に楽しいお酒の席で、だんだんと空気が温かくなって、

夜が深まるごとに人と人との距離も暖まってくる

居心地の良い時間





旅先では普段の生活圏で出会う人とは違う人たちと出会えるのが良い

日常生活を送っているとどうしても似たような環境の中、限定された人間関係を過ごしがち

そうすると気がつかない間に思考は堂々巡り

いつの間にか視野が狭くなってしまったり考え方が習慣化されてしまう



でも違う生活圏の人とお話すると、

ちょっとした言葉の遣い方とかも新鮮で後からハッと気づきがあったりします




そして実際に行動している人の言葉は全然違う

正しい正しくないという基準ではなく

自分でみつけて築き上げた自分の考えを話しているというところが大事

その考えがそのまま私の参考になるかは分かりませんが、

その姿勢は否応無く参考になります





どうも私は自分の常識が覆されることや新しい発見が好きなようです

いつもびっくりしたい

見たい!食べたい!知りたい!

その一瞬を求めて、人と話したり本を読んだり映画を見たり異国の地に行くのかも知れません



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いつの間にか太陽も昇り、街の音が帰って来ます

気づけば時計の針は朝の9時

道理で眠たいわけだ






5日目に遣ったお金 (1TL 約52円)

朝ご飯にチャイとパン 2.75TL
ツリーオブライフ(荷物預かり代込み) 20TL
バナナアボガドキウイジュース 4TL
ココレチ 7TL
焼きぐり(カスタネ) 3.5TL
トプカプ宮殿 25TL
しっとりケーキとチャイ 8TL
チャイ 2TL
水 0.25TL
夜ご飯にロカンタとチャイ 6.5TL
ジェトン(トラムや電車の一回券) 3TL
お酒 15TL




トイレはバーガーキングやマクドナルドのトイレがおすすめ

至る所にありますし、無料で割と清潔で運が良いとトイレットペーパーもあります

現地の人もファーストフード店はトイレ遣いしていました

ただしスタバのトイレはレシートに書いてある暗証番号?的なものがいるかも

他の人が出る瞬間にタイミング良く入れましたが、入れず苦戦している方も多数いたので注意



お水は売店よりもスーパーが格安



ブルーモスクは入場料がなく、出るときに寄付をします

恐らく普通の服装で行っても何かしらスカーフやら腰巻きを貸してもらえるので大丈夫です





追伸

ツリーオブライフ、かくかくしかじかで閉鎖しちゃったそうです

ご旅行予定の方はお気をつけて
by 96770 | 2013-05-11 22:45 | travel
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