うーん、体が重たくて起きれません 見ているこちらの眼が醒めるほどに目覚めの良い さわこちゃん は早々に起床 ちょっと朝ご飯買って来るね〜と出かけて行きます しばらくうつらうつら 鍵をまわす音で目が覚める 扉を開けるとなんとお食事屋さんのお姉さんと一緒に帰ってきた さわこちゃん しぼりたてのオレンジジュースを頼んだら、お姉さんじきじき運んでくれたそう 濃厚なオレンジジュース 飲み終える頃には体中に新しい力が行き渡ります そして“ピザ”と呼ばれているピザっぽい味付けのクレープのようなパンと ぽそぽそっとしたパンをいただきました 美味しかったです それではフェズとお別れ 一路マラケシュへ 最初にコンパートメントで一緒になったのは、 若い男の子、きゃぴきゃぴ美人の女の子、スカーフにきりりとサングラスをかけたお姉さん この男の子が好青年! 英語が出来るので通訳役を買ってでてくれて、しばしの楽しいお喋りに体調もよくなる どういう訳かみんなから すごく若く見えるわねー!って驚かれ、 いくつに見えるの?って聞いてみると せいぜい25、6にしか見えないわよ!と言われる てっきり10代に見えてるもんだと思っていたので気を抜いていましたが、 私は22歳です これまた驚かれてしまいました 愉快な異文化交流でしたがみな次々と降りていってしまい その後は、お調子者のおっちゃんが乗ってきたり素朴な男の子とお喋りしてみたり イスラム教の国ってどんなかんじなのか、好奇心とともに若干の不安もありましたが 思っていたよりもオープンな雰囲気で、 見知らぬ男女が喋ることなんてないのかと思っていたのは大きな偏見でした コンパートメントに男女が一緒になることなんてないのかな、 と思っていたのもとんだ間違い 出会ったばかりの人たちが、女の人も男の人も 大盛り上がりで喋っている様子に見ているこちらも楽しくなるほどでした 近くの人と喋ってみたり、窓の外を眺めたり、眼を閉じてみたり 騙し騙しなんとかこらえて7時間 列車は無事にマラケシュ駅に到着 大きくて近代的な駅 市内バスでメディナまで行きたかったのですがバス停が分からない 長距離移動で体調も優れない 仕方がないのでタクシーでジャマエルフナ広場の方へ向かいます ようやくモロッコといえばマラケシュ、マラケシュといえばジャマエルフナにやって来た 日の落ちる前のフナ広場 観光客もモロッコ人も馬も猿もごっちゃごちゃ! やっぱり街の喧噪が好き! ようやくお腹も元気になりだして、俄然、足にも力がみなぎります 嬉しい!ここは大好きだとすぐにわかります まずはフナ広場名物オレンジジュース 一杯4DHですが、搾りたてではないのが残念 それでも濃縮還元とは全く別の飲み物 ちゃんと果物を飲んでいる実感があります 一息ついたら安めのホテルが並んでいる細い道で宿探し 入り口からは全く様子がわからないのですが、どのホテルも一歩入れると中庭吹き抜け タイルや装飾が美しく、はりきってたくさん覗かせてもらいます 一番安くしてくれて かつオーナーのおっちゃんハッサンの感じが良かったHOTEL AZHARに決定 シャワートイレ共同 2人で一泊100DH 大事なポイントは屋上に洗濯物が干せること 洗濯と休憩を済ませていざ夜のフナ広場へ! 薫り立つ人々の熱気 ジャマエルフナは楽しい美味しいうるさい良いかんじです 元気が出て来ます まずはハリラとシュバキアのお店 豆ってあんまり好きじゃなく、日本で好んで食べることがないのですが、 インドに行ってダール(豆のカレー)が大好きになり モロッコに来てハリラ(豆のスープ)がやみつきになりました 旅で食の世界も広がります シュバキアはかりんとうをシロップ漬けにしたようなスウィーツ ハリラと一緒に食べるのがモロッコ流 食べる前は不思議な光景でしたが、地元のお客さんに味見させてもらうと これが絶妙のコンビネーション もうシュバキア無しにはハリラが飲めなくなるのですから さすがに郷に入れば郷に従えだなと納得 地元風の人で賑わっているお店はおいしいですね ハリラの美味しさは涙が出るタイプではなく、胸に迫り来る感動はないのに やっぱりどうしても明日も飲みたくなるおいしさです 続いてタンジーヤ 壺の中で羊肉をスパイスと煮たものだそうです ちょっとオイリー でもパンが合う 隣のご夫婦はなにやら赤いものをつけて食べている じーっ見つめてそれなに!って指差すと食べてみろって差し出してくれていただきます どうやらこれが噂のハリッサ 北アフリカの唐辛子ペースト 辛みに旨味と薫りがあってお肉に合う! おいしいおいしい!と喜んでいたらおっちゃんが注文してくれました タンジーヤを食べる際はぜひハリッサと共にどうぞ! オイリーさを打ち破ってくれます そのあと色々売っているお店でソーセージとパンとソースを食べる ここは高いし味もまあまあ 締めにスパイスティ 端っこに4軒ほど並んでいるカラフルなのがスパイスティ屋さんたち なにかの本に「日本では飲めない強烈なスパイスの味」と書いてあるのを読んで以来 憧れていた飲み物です 一口目は強烈、激震 熱いやら濃いやら 全く容赦のない、手加減一切なしのスパイス でもだんだんアレ?美味しいかも いやいや美味しい! モロッコで一番美味しい! お兄さんもう一杯! となって来て、 仕舞にはもうスパイスティ無しでは夜を終えられない口になってしまいます お腹の底から暖まりますし、喉の痛みも刺すようなスパイスの辛みでさっぱり フナ広場を一通り堪能して、 まだまだ続く大道芸人たちの騒音を聞きながら今日はおやすみ 明日はマラケシュ探訪 今日遣ったお金 (1DH 約11円) 朝食 65DH ホテルにチップ 5DH フェズからマラケシュ行き鉄道チケット 195DH タクシー 2人で20DH タクシー 2人で30DH オレンジジュース 4DH HOTEL AZHAR 2人で100DH ハリラ 3DH シュバキア 3DH タンジーヤ 1人10DH ソーセージとパン 2人で55DH スパイスティ 5DH
by 96770
| 2013-03-19 00:40
| travel
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