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深夜超特急 インド・アグラ


せっかくインドに来たのだし

見ておきましょうか、で、やってきたのがアグラ

アグラと言えばタージマハル

とくに期待もせず行きましたが、

さすがは世界のタージマハル

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美しかったです

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敗因は水と食料を持ち込まなかったこと

ピクニックしているインド人家族がたくさん

リスもいます

地球の歩き方に水が配られると書いてありましたが、

私たちの入った門ではもらえませんでした

DRINKING WATER と書いた水道はあります

皆さん空いたペットボトルに入れています

かなり怪しいですが、飲みました

この夜、友人が熱をだした原因はわかりません



アグラは日帰りだったので、

タージマハルの荷物置き場に夜の出発まで荷物を預けました

ひとつ10〜30ルピーだったかな?

これはお得なお買い物!




そして、この夜はインドで一番考え込む夜となりました

今も考えています

少し早めに着いたアグラ駅

ニューデリーに向かう電車を待つ

小さな男の子が食べ物を頂戴と、口に手をあてて伝えてくる

5歳か6歳ぐらい

よく見たら駅にはそんな子どもがたくさんいる

女の子もちょっと大きな男の子も

みんな食べ物を頂戴と言っている

そういうの、テレビで見たことはあった

人から聞いたこともある

インドに行く前から、

インドに行くと誰もがが出会う光景だと聞いていた

それでもやっぱり目の前で、自分に対して

必死に寄ってくる子どもを見ると

どうしたらよいのかわからなくなる

悲しさと衝撃

なんと書いていいのかわかりません




そのうちに、そんな子どもの一人が売店からなにか盗んだのか、

お店の大人に棒で叩かれていました




結局、私はなにもできなかったし、なにもしなかった

本当に、その日の食べものがなくて

多分家族もいなくて

もしかしたら今日にでも死んでしまうかもしれない

そんな子どもがいる

知ってはいたけれど、目の前ではっきりと見せつけられる

これも同じ現実の世界




そのときも、帰って来てからもずっと考えていて

でもまだなにも行動できていません

それでも、忘れません

そのとき私は確かに、自分がなにかしなければ

と感じました。他人事とは思えませんでした

なぜなら自分がなにかできる立場に生まれていると

初めて実感をともなって理解したから。

初めて、なにかしなくてはいけないと感じたのです





世の中は、あまりに偏っていました

他人事、自分には関係のない、しょうがないこと

と思ってしまうとそこで終わりです




でも私には考えることができます、考える時間があります

そして自分が何をするか選ぶことができます

これはとても恵まれたことであると初めて知りました

だから私はなにか考えて、

そして行動したい





すべてを一度に変えようと思うと何もできなくなってしまいがち

なにか初めは小さく、

でもそこから大きく波紋が広がっていくような

そういうことがしたい




一番人の役に立てる方法は、

自分の才能と能力を最大限に生かして好きなことをやること

自分が最高の状態で行なうことが、他の人にも最高の影響を与える

今はそう考えています





なにかの本で言っていました

自分で歩いたところ、それがあなたの世界




自分の目で見て、生きたい








次回はインド・ニューデリー再訪
by 96770 | 2012-10-04 01:43 | travel
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