やってくれるよキューブリック監督
驚愕の、
『2001年宇宙の旅』

こんな映画観たことない
長い、長いんです
冒頭、サルのシーンでノックアウト
現代人は“待つ”ことができないと言われていますが
本作を観て、自分もそんな現代人の一人なのだと気づかされました
収録時間は2時間半弱
体感時間はゆうに5時間半
黒い画面にピーという効果音だけのシーン(休憩時間?ここは早送り)
スローモーションのような宇宙船の動き
通常の映画で10秒ぐらいかけてじっくり見せるシーンを
30秒ぐらいかけて見せるような...
キューブリックさんってしつこいタイプ
でも、ただのお洒落ひけらかし退屈映画ではございません!
美意識が高い!
まず音楽のセンス
脱帽
そして映像が見事
今のCGなんて比べ物にならない
美しい
リアルかどうかという議論を超えた美しさ
趣味が良いのです
猟奇的な香りのする完璧な美しさ
40年以上前の映画だと念頭に置きながらみると驚きの連続
どうやって撮ったのでしょうか
木星に行くあたりの映像効果は凄いの一言に尽きます
ただ、しつこい
時間の使い方、極限まで排除されたセリフ、
音楽と映像、宇宙船の造形美、謎めいたラスト
あらゆる意味で刺激的であること間違いありません
これが30分ぐらいの映画ならば人生のベスト10に入っていたでしょう
精神と時間の余裕のあるときに
一生に一度は観ておくべき一本かと